2013年4月30日火曜日

(18禁★)可愛くて、困っちゃう、ひと。(2)

その日は、インターハイの予選だった。
土曜だというのに、運動部員は全学年が駆り出され、県内の各会場へ出場したり、応援したり。

自然、仁美のような帰宅部や文化部も土曜通学を余儀なくされる。
しかしいつものような授業は成立せず、教師も顧問で大半が出かけ、高校全体が、しん、とした空気に包まれた。

(気づかれにくい、いや、気づかれない。きっと、今日なら…)

図書室で自習をするふりをしながら、仁美は、密かに企む。
室内には、ほとんど人はいない。

鹿野先生は、仁美のそんな心中などつゆ知らず、返却された本を書架に戻したり、他の施設とのレファレンス業務をパソコンでしていたり。

仁美は、本を探す振りをして、何度も何度も、図書室内に人がいるか、確かめて回った。

やがて、その時が来た。

仁美と鹿野先生の他に、誰も、いなくなったのだ。

平静を装って入り口のドアに向かうと、吊り下げられた札を「閉館」に変える。
そして、外からは職員室の鍵を使わないと開けられない、鍵を、仁美は内側から掛けた。

…ガチャリ。

二人しかいなくなった図書室に、施錠の音が、ひときわ大きく響いた。

「え?どうしたの、仁美さん?」
カウンター越しに、無邪気な声で訊ねてくる鹿野先生は、いつもより可愛いすぎて、困る。

「…あの、先生。閉架扱いになっている本を、探しに行きたいんですけど。私一人では、よく場所がわからなくて…先生にも付いてきてほしいんです。その間に、誰かが入り込んだら困るので、鍵を…」

分かっていてつく嘘は、とっさに自分をかばう嘘より、喉をひりつかせる。
でも、仁美は、もう誘惑に抗えなかった。

誘惑?何の?
…そう、鹿野先生を、女同士なのに、自分のものにしてしまいたい、という誘惑に。

「付いていくくらい、いいわよ。…でも、仁美さんの方が、私より書庫の中に詳しそうだけど…?」
微笑みを浮かべながら、鹿野先生は、先に立って歩き出した。

それは、そうだ。
書庫のどこの辺りで、どうやってこの先生を犯そうか、そんな事ばかり考えて入っていたもの。

ギイ…と、重いスチールの扉を開けて、二人は書庫へ入って…いや、地下にあるので、降りていく。

最新式の、書架がレールに乗って電動で動くものではなく、地下室に本棚が所狭しと並べられ、その隅を細い鉄の階段で昇り降りしていく部屋だった。

「どのへんかしら?」
「えーと、確か…0で始まる…」
「ああ、総記のカテゴリね。じゃあ、最下層になるかしら…」

仁美は、わざと入り口から一番奥の棚を、指定した。
時間を少しでも、かせぎたいから。

左右を見ながら階段を降りていく、鹿野先生の後ろ姿を見ながら、仁美は、ブレザーのネクタイをそっと、外す。

「…ごめんなさい、先生…っ」

「え…? あ、ちょ、ちょっと?! 何するの? 仁美さん??」

最下層を降りきったところで、仁美は一言つぶやくと、振り返った鹿野先生の両手首を素早く握り止め、鉄の階段の斜めに区切られた手すりの一つへ、ネクタイで縛り付けて拘束した。

「先生と…こう、したかったんです…私、ずっと…」
「ひ、仁美さんっ?! ええっ?」

少し震える指で、仁美は鹿野先生のサーモンピンクのブラウスについた、くるみボタンを上から一つひとつ、外していった。

後ろ手に縛られて、いつも以上に突き出された、形のよい胸が、少しずつ露わになってゆく。

(ああ…今のこの瞬間を、ずっと覚えていよう、私。だって、きっとこんな事、もう、できない…)

鹿野先生は、仁美の予想していたキャミソールやスリップの類は身につけていず、すぐにペールピンクのレースで覆われた、ブラ一枚だけの上半身になってしまっていた。

「だ、だめよ…仁美さん、やめなさい…。今なら、まだ、何もなかったことに、しておけるから…」

「まだ? …じゃ、この続きがあるって、思ってらっしゃるんですね…先生?」
「あ、ああっ…意地悪…っ」

「…先生? もしかして、今までにも、女の人に…こういう事、されたこと、あるんでしょう…?」

あまりの反応の良さに、言葉責めではなく、半ば本気で、仁美は訊いていた。
鹿野先生は、ただ黙って、頬をみるみる染めてゆく。

「…じゃあ、容赦しません。私も…私も、先生の事、先生のこの体、好きだから…泣かせて、差し上げます…っ」

言うなり、仁美は鹿野先生を抱きかかえるようにして、背中のホックを外す。
目の前には、屈服させられた恥ずかしさに唇をかみしめる、美しい先生の裸の胸があった。

つん、と尖って、むしろやや上向きになった、左右のバランスのとれた乳房。
くすみが全くなくて、淡く美しい、咲きたての花のような色の乳首。

「や、やだ…っ、仁美さんっ、…そんな…見ない…でぇ…」
鹿野先生の声に、少し甘ったるさが混じり出しているようなのは、錯覚だろうか。

「…大丈夫です、先生。見てる余裕、私、もう、ない、から…」

答えるなり、仁美は片手で鹿野先生の乳首を優しく尖らせるように撫で始め、もう一方の乳首は、口に含んで舌先で転がし始めた。

「……っ!!」
鹿野先生の、声にならない声が、地下の書庫に響く。

でもその声は、決して、拒むときの声とは、違う。

ブラウスをはだけたまま、裸の胸を晒した先生を、ようやく、仁美は辱め始めることができた。
だが、これはまだ、単に始まっただけに、過ぎない。

(つづく。…18禁書いてるときは、ミスタッチが多い私、小心者…)

2013年4月29日月曜日

(18禁★)可愛くて、困っちゃう、ひと。(1)

いま、仁美(ひとみ)には、陵辱してしまいたいと思うひとが、一人、いる。

通っている高校の、図書館司書をしている、鹿野(かの)先生だ。

柔らかそうな髪をうっすら茶系に染め、セミロングの髪はゆるいパーマをかけて軽やかにはねる。
化粧はほとんどしていない風だが、トワレをつけているらしく、いつもふんわりと香っている。

どちらかというと、やせぎすな方だが、胸だけつん、と突き出ているのも、仁美をそそらせる。

彼女はなかなか人気があるらしく、20代半ばと年齢も近いので、用もないのに男子高生が図書館にやってきて、ふらふらしながら、彼女をチラ見して帰って行く。

それをやんわりと蹴散らして退室させるのが、図書委員長である、仁美の仕事だ。

3年連続で図書委員に立候補し、去年からやっと任につけるようになった。

去年は緊張してろくに話もできなかったが、今年は委員長の特権で、年度中にリクエストされた本の買い付けなど、直接相談することが増えてくる。

そんな時、鹿野先生の着ているフリルのついたブラウスとか、襟ぐりが深めのニットアンサンブルから、鎖骨より下の肌がのぞけてしまうと、もう、いけない気分モードが入る。

「すいません、鹿野先生…っ」
と、心では思いながら、体は裏腹に、その夜は先生を好きにしてしまう妄想に、溺れる。

最近は、そんな夜の一人遊びでは、物足りなくなってきていた。

何とかして、二人きりの時間を、作れないだろうか。

最後までは行けなくとも、体の自由を奪って、キスをして、ブラウスとランジェリーをすべてはがして、裸にした先生の上半身を、思い切り好きにしてみたい…。

小さな頃から、男子よりも何となく女子に目が行っていた仁美にとって、鹿野先生は、この上なく魅力的な存在なのだった。

でも、実力行使に及べないのには、わけがある。

まず、時間と場所のチャンスがない。

それに、そんな無体なまねをして、先生に嫌われるのが、こわい。

それから、生徒と教師という間柄でそういう既成事実を作ってしまうと、他人に知られた場合、例え仁美からのアプローチだとしても、責任の矛先は、年上である鹿野先生に向けられる。

それは、仁美にとってはなはだ不本意であり、最愛の先生に申し訳が立たない。

だから、じっと我慢をしているのだった。
先生の形のよい胸を見ながら、図書委員長としての仕事を、仁美はこなしていた。

…しかし、奇跡的にも、この三点のうち二点をクリアできそうな条件が、見つかったのだった。

(つづく。さっ、本道に戻るぞ~)

とりあえず、連休3日目。

歩いて、本読んで、寝て、お茶とコーヒー飲んで、仕事しました。
だもんでー、お話の構想はできずー、夜、寝る前か寝ながら考えることにしましょう。

連休でも普通通りに…いや、連休だからこそ忙しく、働いていらっしゃる方もいるのですよねー。
そういう方達のおかげで、休める人は休めるんだっていうこと、忘れちゃいけませんね。

…しかし、家で仕事するのは、何とも慣れないもんだ。
家族全員揃ってるし(困)

もし夢がかなって、人に使われてる今の仕事から、もの書きの仕事につけたら、絶対仕事場を別に借りないと、無理かも…

稼げよ、自分。
それか、宝くじ買って当てるか?(回りの人、けっこうロト6買ってるよー)

あと、ニュース話書こうと思ったんですが、まだ情報不足だし、「百合のお話サイト」という当初のコンセプトと、どんどんどんどんどーん…と離れてっちゃうので、書かないでおきます。

2013年4月28日日曜日

連休2日目、復帰(屈辱)の日。

おわっ、仕事してたら、もう連休半分以上過ぎちまってたよ。
早い早い。

そして、今日はサンフランシスコ講和条約にまつわる、占領時代からの復帰の日?らしいです。
「?」つけたのは、条約って、締結と発効の日が違うじゃないですか。

あと、やっぱりね…沖縄・奄美・小笠原の方々の事を考えると、復帰とか講和とか、軽々に言えないんですよね、私としては。

トカゲのしっぽ切りでしょ。
しかも、未だにその傷は続いて、大きくなってるという。

私の故郷、進駐軍のでかいキャンプあったんですよ。
生まれるくらいまで。
はっきり言って、その存在自体が恐怖で異端だったと、聞かされて育ちました。

それが、いまだに続いてるんですからね…。
「屈辱の日」と言いたくなる気持ち、分かります。

ニュース映像見てたら、総理大臣がぶち上げてる横に、やんごとなきあのご夫妻がいらしてて、すごく複雑な顔つきで出席されてたのも、さもありなん、です。

心は、本土と沖縄を初めとする島しょと、双方に引き裂かれてらしたんじゃないかなぁ。

その息子さんご夫妻が、ほっとした表情で飛行機に乗り込んでいらしたのと、対照的でした。
戦中・戦後を知る世代と、知らない世代というものを、善し悪しは置いといて、見比べてました。

あ、あと最後に一つ、文句を。

総理大臣、アホなコスプレやってんじゃない!
やるなら、基地内でやってくれよな。マジで。実弾付きで。
半端な気持ちで迷彩服着られちゃ、命がけでやってる自衛隊の人に失礼ってもんだろうが!

…まーた、怒ってしまったわ。でも、言いたかったのでね。

それでは、明日もブログが書けるといいな、です。できるだけ、楽しい記事で。
またまたー。

2013年4月27日土曜日

連休1日目。

…でも、休んだ感がないのは何でだ?
(いや、その理由は前回書きましたね)

休みだというので、子供が寝なくて困ります。
子供が寝ないということは、私がこーやってパソコン打ったり、好きなジャンルの本を読みふけって英気を養う時間が減る、っつーことです。

ひっじょーに、都合が悪いっ!

あまつさえ、今日は一ヶ月以上前に通販予約してワクワク待ってた、男の子同士のらぶらぶ系な本のセットが届いたとゆーのに、読んでる今頃は、日付、変わるじゃん!

明日、ウォーキングするのに、時間遅くなっちゃうじゃん!
んもー(って、私もかなり自分勝手だな)

しかし、本がとっても可愛くて綺麗で素敵だったので、今日は悪いこと、すべて帳消しにしよっ♪
うふふーん(←自分でも気持ち悪いって思う…)

さて、明日は仕事もからめつつ、どう過ごそうか…。
それでは、次回にまたまたー。

2013年4月26日金曜日

連休、どうされます?

うちの国では、4月末から5月初めまで連休があって、けっこう皆さん、あちらこちらへお出かけのようなんですが、どうされる予定ですかー?

私、明日は医者とPTA行事で思いっきりつぶれます(泣)

でも、ネットで頼んでずーっと待っていた大好きなマンガ家さんの本が届く予定なので、夜はきっと狂喜乱舞してます(笑)

で、そんなで土曜日は終わるので、日・月曜日は、ふつうに少しお寝坊して、家事して、仕事して、ネットもして、もしかしてお昼寝もして…なんつってるうちに、終わりそうです。

ホントは、どこかへ行きたいのにな。

普段見られない絵や映画を観たり、緑の下でのんびりしたり。

すっかりご無沙汰になっている人を訪ねて、お話を聞いて過ごしたり。

はたまた、実家の掃除とか…(弟はもう、社員旅行の予定が入ってんのー。ずるー)

あと、いざとなったら、一人で一時間限定カラオケとか(でも、混んでそうよね~)

さてまあ、とりあえずは明日、こなしてからの連休となりそうですな、私の場合は。

連休を取られる方は、くれぐれもお気をつけてお過ごし下さいねー!
風も強くなりそうだし。

それでは、また次回まで。

あ、せっかくの連休だから、頭の中だけでも、次の百合話、考えときたいなー。

2013年4月24日水曜日

エアグルーヴが…

13日に続いて、競馬のお話です。

名馬の誉れも高かった牝馬(ひんば=めすの馬)、エアグルーヴが死んでしまいました。
死因は、お産の後の内出血だとか。

えーん、悲しいです。

エアグルーヴ、最近のお馬の中では好きな子の中の一頭だったし、女同士の「頑張って!」な思いもあってレースを応援してたし。

それが、よりによって出産にからんだ死に方だなんて…牝馬なのが仇になっちゃったよー。

お産って、馬も人も、他の生き物も、女にとっては、命に関わることなんだよね。
「当たり前」みたいに思ってる人もいるけど、実はとてもハイリスクな出来事。

ぐすん。
ご冥福を祈ります…。

それから、産まれた子馬がとてもいい馬になりそうだ、というニュースで、ちょっと救われました。
血統もよいと言うこと。

ぜひ、お母さんの分まで、元気に大きくなって、走ってみせてね!

しかし、私ってあまり見てない割に、競馬、好きだな…。
馬券買ったこともないし、実際に競馬場へ行ったこともないんですよ。

実家の母が、馬という動物が大好きで、毎週末、テレビの競馬中継を見てたんですよね。
昔ですからテレビは家に一台、必然的にその時間のチャンネル権は母が独占(笑)

そうやって、一緒に見てるうちに、好きな馬や綺麗な馬を見つけるのが、楽しくなったんでしょうね。
あ、京都競馬場の杉本さんの実況も、名調子でいまだに好きですよー。

…馬好きでない方には「何、今日のブログ?」な内容で、ごめんなさい。
それでは今日は、ここまでにー。

2013年4月23日火曜日

寝ます…

今日は5時起きして、仕事の道具作ったりしてて(時間の使い方が下手…)
ねーむいです。とにかく。

と、言いながら、ツイッター書いて、いつもの気に入りのブログを見てきたりしましたが。
んで、この後占いコーナー見にいくんですが。

だから、ねむくなるんじゃん、自分!!

…とりあえず、最小限で寝ますね、今夜は~。
おやすみなさい…

2013年4月21日日曜日

皆様、あの手のお話がお好き。

いま、ふと気になって、今まで書いてきた記事の閲覧数を、ざっくりですが、見てきました。

やっぱり、18禁か、それに近い系のお話が、閲覧数多いわ(笑)
よかったー。

「よかったー」
ってのも、ヘンかも知れませんが、いや、私の趣旨と合ってたかなー、安心ー、と。

それから、やはりあの手のお話は、万国共通の話題になるのかなー、と。
人間、どこの誰でも、やっぱりこちらの方面のお話は、お好きでしょ?

はい?私?
そりゃもう、嫌いなら、自分でこのブログ、開設してませんて!(笑)

あと、人を好きになるのに、何か男も女も関係ないかなー、という考えがあって、もしそれに同調してくださる方がいるなら、それも個人的に嬉しいですね。

くくりは「好きか、好きになれないか」で、もう十分だと思うのです。

あまり肩肘張らずに、それぞれの「好き」を認識しあって生きられたら、もう少し、世界がおとなしいニュースで包まれると思うんですけど、ね。

さてと、私の暴走もおさまりつつあるし(?)それでは、次回また。

なぜに三國さん記事?それと息子さん~★

毎日、ブログにやってきて下さる方の傾向(カウント数・お国・どの記事か)をチェックするのが、私の楽しみ。

なんですが。

百合ブログなのに、最近、三國連太郎さんの訃報を書いた記事に、閲覧が集中!

…きっと、「俳優・三國氏」の何かが読める、と、大いなる誤解(すいません!)を胸に抱いて検索し、ここの中身を見てたまげてるんじゃないでしょーかー。

ここ、どんなブログか、「はじめに」を読んで、覚悟してお入りくださいね?
18禁、かけてありますから、察してくださいね?

…でもま、実際、あんまり「純正の18禁」なお話、書いてませんけど(爆)

さて。
せっかくだから、もう一度書きます。

私、息子さんの佐藤浩市さんがタイプ~!
52歳か…いい頃だなー(何がだよ…)

この人のファンになったのは、トヨタ「マークX」のCMです。
役柄はエグゼクティブ。自分で夜の街をドライビング、って感じ。

昼間のお仕事でも、乗ってますけど。
会社のミスを詫びに、クライアント先へ出向いて、潔く頭を下げる。

で、秘書だか部下だかの女の子に、
「今日の部長、格好悪かったです。…でも、素敵でした」
とか言われちゃうのよ。

くー、カッコいいっ!(いや、それは役柄だからね)

あ、あと三國さんとは全然関係ないけど、椎名桔平さんもタイプ~。
不敵に笑ってる時の表情とか、悩殺もんですよーん。

…果たして、この二人に共通点はあるのだろうか??

あとは、普段背広を着ない人が、突然背広姿でネクタイ締めてるのも、個人的にくるなー。

で、ワイシャツの背中が、思いのほか広かったりして。
ネクタイを、片手の指でぐいっと緩めたりして。
わー!

…バカの妄想が暴走しだしたので、今日はこのへんでよしときます、すんません…。




2013年4月20日土曜日

恋愛実行委員会(5・終)

「紀和…」
梨順は、それ以上何も言えず、床にぺたんと座って、しばらく紀和を見上げていた。

すると、ガラッと戸が開けられ、担当の教師が、紀和を手招きした。
実行委員の皆は、小声で交わされる二人の会話を聞き漏らすまいと、物音一つたてずに注目している。

「…で、一応、形の上で……というわけだから、……親御さん、校長室に……何時頃なら…」
教師の問いに、紀和も半ば覚悟していたらしく、手早く答えていく。

ひそひそ話が一段落すると、教師は、紀和の頭越しに委員へ指示を出した。

「お前ら、すまんが下校時間まで、もう少し作業、進めていてくれんか。時間になっても予定まで進まなかったら、委員長、お前、職員室の体育主任の先生まで、延長時間を相談に行っておいてくれ。」

「あの…先生…。どこ、行かれるんですか…。紀和が行くのなら、私、行かないと…おかしいです。私の事で始まったのだから…」

いつの間にか立ち上がり、梨順が、話し出していた。

「いや、金はここで、与えられた仕事をしていてくれ。紀和が抜けるわけだから。…もし必要があれば、もちろん、金にも声はかけるが」

「…はい」
力のない声でうなずくと、梨順は、またその場に座った。

ドアが、静かに閉まる。

それから、他の委員がびっくりするほどの勢いで、梨順はポスターを描き始めた。

あたり入れも下書きもせずに、クラスマッチのタイトルと日時、種目と会場を書き込む。
そして、中央に、一気に大きく人物のイラストを入れて、顔料マジックでポイントの色を差していく。

黒い短髪で、中学の体育着は半袖とハーフパンツ姿。
ハイソックスには赤と青のラインを入れ、片方の足の裏でサッカーボールを止め、もう片方の足は芝生の上にしっかり立っている。

手を腰に当て、瞳を輝かせ、微笑んでいる女子生徒の姿。
誰が見ても一目でわかる、その少女は、紀和そのものに描かれていた。

「すっご…梨順さん、だっけ。あんた、すごいのねぇ…」
同学年のいちゃつき女子が、いつの間にか、四つんばいになって、梨順の手際のよさに目を丸くしながら見入っていた。

委員長の声がかかり、その頃には梨順もポスターを描き上げて片付けも終え、その日の実行委員会の活動は終了した。

でも、まだ紀和は戻ってこない。

教室で待つのもじれったく、直接、梨順は校長室の前の廊下に行った。

しばらく立ったまま待っていると、職員室から、梨順の担任が出て来て、こちらへやってくる。

「先生、紀和は…? 紀和、実行委員会の途中から、ここに呼ばれて、ずっと帰ってこない…」

「大丈夫だ、心配するな、金。紀和が蹴った奴の怪我も大したことなさそうだし、紀和と男子と二人の話も一致してるしな。ただ、結果的に紀和が相手に暴力を振るった事は事実だからなぁ、んー。
一応、家の人に来てもらって、お説教をしてもらうように話しとくのが、筋ってもんなんでな?」

「おかしい…そんなの! 紀和、私のかわりに、怒ってくれた。本当に怒っていたのは、私の方…なのに、何で、日本人の紀和、コリアンの私の分まで怒られる?!おかしいよ!!」

「…まあ、おちつけ、金。そんな大声出すと、校長室の中まで聞こえる。…それに、どこの国の人間かは、物事のいい悪いに関係があるのか? 男子の差別発言で、かなり紀和のペナルティも軽くなっているし、そうピリピリするな。…紀和は、去年俺も担任したが、誇りという物を知ってる生徒だ。お前の誇りが傷つけられたのを、日本人としての誇りが、赦せなかったんだろうよ…」

「べっつに、そんなカッコいいもんじゃないっすよ、先生。勝手に正義の味方にしないで下さい」

ガラリ、と校長室の戸が開いて、片方の頬を真っ赤に腫らした紀和が出てきた。

「紀和! お前、先生に何て口の利き方してんだっ。もう片方もはり倒されてーのかっ!」
「うるせーな、親父はぁ。分かったよ、そんな怒鳴らなくてもっ。…すいませんでした、先生」

紀和の後ろの、1メートル85はゆうに越えていそうな、見るからにガタイのいい中年男性に言われ、半ばしぶしぶと紀和は謝った。

「いやいや、今回のことは、そう紀和を叱らないでやって下さい。…しかし、お父さんも相変わらず、お元気ですねぇ。去年とちっとも変わらない」
「しがねえ職人ですから。ゲンコで世の中のしきたりってやつを教えないと、紀和みてえなバカ娘には分かんねえんですよ。親がしてやれるのは、まっとうな心根の大人に育てるくらいで…」

「親父ぃ、もう、分かったから。バカは余計だよ、バカは。…それに、遅くまでここにいる、この子を送っていってあげたいから、家には別に帰るよ」

「この子、って…ここに立ってる、可愛い、この子か?」

「か、可愛いくなんか…あ、あの、私、金 梨順です。今日は、私のせいで、紀和さんが…ごめんなさい…あの、紀和さん…怒らないで…」

頭を下げると、梨順は、真剣な瞳で紀和の父親の顔をじっと、見つめた。

「はあ…紀和と同い年で、こんな別嬪さんもいるんだなぁ。心配いらねえよ、お嬢さん。ケジメさえつけりゃ、俺はねちねち言う性分じゃねえんだ。さっき、紀和から話も聞いた。お嬢さんの方が、こいつなんかより、ずっと辛かったんだろう? よく、我慢したよなあ。お嬢さんは、偉えゃ」

「さてと、じゃ、話も終わったことだし、遅くなるから、皆このへんで、下校しようか? お父さん、お忙しい中お呼びだてして、申し訳ありませんでした」

「いや、とんでもねえです。今度からも、紀和がなにかしでかしたら、どんどん叱りとばしてやって下さいよ。足りなきゃ、俺がいつでもはり倒しに来ますんで。…じゃ、紀和。俺ぁもう一軒、お客さんの家に修理の見積もりで行かなきゃなんねえから、お前は、そこのお嬢さんをちゃんと送って帰れよ」

「言われなくても、そのつもりだよ。親父こそ、人様のお宅で酒なんか飲んで来るなよ!…さ、梨順、帰ろうか?」
「…うん」

二人は、夕暮れからすみれ色に変わろうとする廊下を歩いて、それぞれの教室へ、鞄を取りに行った。

「…梨順? まだ、支度終わらない…?」
自分が鞄を持っても、なかなか廊下に出てこないので、気になって紀和は梨順の教室へ来た。

電気もつけず、小声でしくしく…と泣いている、梨順が、そこにいた。

「どうしたの? まだ何か、私がいない時に他の人に何か言われたの?」
驚いて、紀和は鞄を廊下に放り出して、窓側に立っている梨順のそばへ向かう。

すると、紀和は、もっと驚いた。
いきなり、梨順が泣きながら、紀和へ抱きついてきたから。

「ごめんね…、ごめんね…」
それだけを繰り返しながら、梨順は紀和から離れようとしない。
「り、梨順…。大丈夫、大丈夫だから、ね。落ち着いて…?」

引き離そうとする紀和の頬と、抱きついたままでいようとする梨順の柔らかな唇が、一瞬、触れる。

お互いに、びっくりして、弾け合うように、体を離した。

「わっ、ご、ごめんっ、梨順!」
あたふたとする紀和と対照的に、
「紀和…頬、とても熱いよ…お父さんに、そんなに、叩かれた…? 痛いよね…?」
梨順は、そう呟くともう一度、そうっと唇を紀和の頬に、触れさせた。

唇が離れた後、紀和は、梨順の顔をろくに見られなくなってしまった。
恥ずかしいようで、困ってしまって、でも、嬉しくて、本当はもう一度してほしいような、複雑な気分。
だから、とりあえず、声に出して言う。

「あ、あの…梨順さ、もう、すぐ真っ暗になっちゃうし、…帰ろ?」
何だか、それ以上は言葉が胸に詰まってしまうので、紀和は梨順の片手をぎゅっと、握った。

「…うん」
梨順は、やっぱり言葉少なく、返事をすると、そのまま手を握り返して、鞄を持った。

すみれ色だった廊下は、もう暗くなっている。
誰もいない、誰も見ていない廊下を、二人は無言で歩いていく。

…だけど、どうしても、我慢できなくて。
紀和と梨順は、それぞれのクラスの靴箱へと別れる時、自然に、そっと唇を合わせた。

外へ出れば、部活動の眩しいライトで、手をつなぐこともままならないと、思っていたから…

(おしまい。…時間かかって、申し訳ないです!)





2013年4月19日金曜日

愛しのナシゴレン…(泣)

というわけで、(直前のブログをアップした後)さっそく調べました。

がーん。
県内に1店舗しかなくて、しかもすっごく遠いじゃん、そこ。

がーんがーん。
しかもナシゴレンはメニューにありませんでしたよ~~。
どうやら、期間限定(夏あたり)のものらしい。

悔しいなぁ、よけいに食べたくなってきちゃったですーーー。
どうしたもんだよ、ナシゴレン。

え? 素を使って作れと?
うーん、でもお店のあの味は、私には出せない気がする。

何かもう、きょう道ですれ違った成田空港行きのバスに乗って、マレーシアに飛んで食べたい気分。
うっ、でもパスポート切れてるや。

ナシゴレンちゃん~~。

なんか情けない終わり方になりましたが、それでは、今日はここまで。

ご再訪(?)御礼

マレーシアの方がアクセス下さいました。

もしかして、以前おこしになった方かしら?
ご新規さんかな?

どちら様でも、嬉しいですー。

今日は夕方、久しぶりに時間が出来て、お買い物に行けたのです。
そこで、ナシゴレンの素を見て、「わー」と思っていたものですから、よけい嬉しい。

私、ロイヤルホスト(ファミリーレストランの)で初めてナシゴレンを食べて、大好きになって、行くたびにオーダーしてたんですよ。

…でも、そのお店、今はもう、閉まっちゃったんですよね(泣)

うっ、思い出したら、また食べたくなってきたっっ!

つーわけで、今からロイホのHPで近隣の店舗チェックをしてこよう。
わくわく。

なので、すいません、今日はこれにて失礼しますです。

百合のお話は、この土日に、持ち帰り残業の合間に頑張りたいです!(予定)

2013年4月18日木曜日

家庭訪問の時期。

仕事が一つ、山を越しまして、でも週末にまたでかいのが来るんですけどー、
とりあえず…更新しに、まいりました。

本当はあと一回で、紀和ちゃんと梨順ちゃんのお話をまとめたいのですが、今日やると、ちょっとやっつけ仕事になってしまいそうで怖いので、週末までお待ち下さい…(お読みの方は)

さて、そろそろ子供のいる家では「家庭訪問」の時期となりますねー。
働く母にとっては、なかなかお掃除して準備するのが、大変!

もちろん、日頃からいーかげんな母を自負している私なんか、もう毎日ちょこっと片付けしてもキリがなくて、あたふた状態。

先日、女性の上司に「子供の家庭訪問で、有給をいただきたいのですが…」と申し出たところ、
「いいよー。じゃ、この数日は大掃除になるね。うふっ」
とのコメントをいただきました(苦笑)

ああ、みんな同じなのかしら。
それとも、私一人、バレバレ状態なんかいな?
同士の皆様、がんばりましょう、そこそこに(笑)

そういえば。
日本以外のお国でも、学校の先生が、期間を決めてお家を訪ねる習慣って、あるのかしら?

(このブログ、コメント機能つけてないので、聞いても仕方ないんですが…)
もし何かの機会にわかったら、このブログでちょっとメモメモしますね。

さー、明日は久しぶりに通常勤務だわ、ありがたや。
それでは、また次回に。

2013年4月17日水曜日

ひとことっ!

す、すいませえん。
日本は日付も変わろうという時に、ちょっとこれから一つ、パソコン仕事が待ってまして…

なので、今日はごめんなさい。更新パスです。

でもでも、ツイッターやブログで返信下さった方、それからこちらのブログを閲覧下さった方のお国や数、読ませていただきました!

ニュースも追いつかないほどいろんな事が起こっている昨今ですが、皆様の優しさを明日の活力にしますー。

ありがとうございます!

それでは、まずはひとこと。
また次の機会に(何かしら)書きますね!

2013年4月16日火曜日

バースデー

今日は、上の子の生まれた日。
早いもんで、女同士なのに、もうすぐ背の高さは私を越しそうだ。

イチゴののった、ホールのケーキ。
チョコレートの板には、名前が書いてもらってある。

年の分だけ、ろうそく立てて、家族で写真を撮る。
ろうそくの灯を、ハイティーンになった彼女が一息で吹き消す。

小さな頃は、何回もフーフーして、それでも消せなかったっけ。
いつから、一息で消せるようになったんだっけか…。

で、家族の希望を一人ずつ聞いて、私がケーキを切り分けてゆく。
もちろん一番目に聞く相手は、バースデーを迎えた本人に。

学校やテレビの、たわいないおしゃべりをしながら、家族でケーキを食べる。

相方のお父さん、お母さんからは、おめでとうのファクスが届く。
私の弟が、お祝いの短い電話をかけてくる。

そして今、私は家族が寝静まった中、彼女が生まれる時の、満月の真夜中を思い出している。
大変な思いをして、一緒に入院した仲間がいて、初めてづくしの毎日が始まった、この日付。

一見普通のようで、実はちっとも普通でない「幸福」という感情を、私はここのところ、どれだけ忘れて過ごしていただろうか?

バースデー。

それは、今日の娘だけでなく、このブログをごらんの全ての方にとっての「幸福」な日でありますように。

2013年4月15日月曜日

三國連太郎さん、90歳で没。

今、帰宅。夜の九時。
本当はまだやればやれる仕事があるんだけど、やめた!

だってねー、早朝から合わせれば、たった一日で五時間残業だよー。
ほぼ毎日こんなでは、体がもたん。

ただでさえ、頭ボケてて、人より休みが必要な奴なのに。

んで、帰ってきてニュース観たら、三國連太郎さんがお亡くなりになっていたと。

さっそく調べてみたんですが、印象が強いわりに、私はこの方の映画、意外と観てないのね。
「利休」「豪姫」「美味しんぼ」…あと、「釣りバカ日誌」のスーさん、くらいかな。

それから、私生活がとにかく、とんでもない方らしい。さすが役者だぁ。
興味がわいた方は、ネットで検索を。

ちなみに、息子の佐藤浩市さん、タイプです~(笑)

それでは、明日…いや、今週の残り四日のために、今日はここまでで。

(自分で選んだ仕事なんですけどね…何でこんなキツいのかな。どこかで間違えたか?)

梨順ちゃんのモデルさんたちのお話。(閑話休題)

いま書いている「恋愛実行委員会」というお話、これにはモデルがあるのです。

それは、私の田舎時代。

お話と違うのは、梨順ちゃんだけでなく、いろんな国の人たち(アジア系の人たち)が、普通に溶け込んで住んでいたところです。

あと、コリアンの人たちは、日本名を名乗っていました。
いろいろ事情があったのでしょう…。

まあ、私の街はかつて軍都だったので、お国から徴用されてきてしまった、お気の毒な方々も多かったのだと思いますが…。

戦後になっても、年配の人の中には、差別的発言をする人もいました。

でも、そういう人のほとんどは、実際に外国から移り住んできた人たちとの接点もなく、頭でっかちの考えで、そう言っていたようです。

一番仲良くなれたのは、やっぱり、子供同士です。
十代の頃。

コリアンの女の子たちは、みんな可愛い子揃いで、遠いコリアン・スクールからひとり、またひとりと転校してくると、職員室前はその度に、男子で鈴なりになりました(笑)

どのくらい可愛いかというと、成人してから、地元の企業ポスターのモデルさんになったくらい。

彼女たちは、いつも笑顔で、日本語がとても上手。
普通におしゃべりを楽しんだり、故郷の国の服や遊びの話を、校庭に絵で描きながら、教えてくれました。
ハングルの新聞も普通に持ってきて、その上でお習字を書いたりしていましたよ。

駅で、コリアン・スクールに通学する、同年代の子達とも、よくすれ違いました。
県内に一校しか学校がないので、通学が遠くて、大変そうでしたね。

そこの女の子の制服が、とっても可愛いかったんですよ。
黒や紺のチマ(スカートみたいな方ね)がふわっとしてて、白のチョゴリ(ちっちゃくて可愛らしいブラウスみたいな方)が、その上にちょん、と乗っているみたいで。

「日本の中学の制服より、よっぽど可愛いよな~」なんて、思ったりして見てました。

別に、特別な政策があったわけじゃありません。
先生方からも「外国の子だから、特別いろいろ教えてやるように」とは言われませんでした。

だから、普通に仲良くできて、良かったのかも知れませんね。

そんな懐かしい昔を思い出しながら、「恋愛実行委員会」を書いています。
もうすぐで終わりになりますが、最後まで読んでいただけたなら、嬉しいな。

2013年4月14日日曜日

恋愛実行委員会(4)

その時。

「うっせーなぁ、ったく!ベラベラしゃべくってねーで、書くもん書けよ!」

さっきまで、紀和と梨順より大声で、仕事もせずに彼女としゃべっていた同学年の男子が、怒鳴りつけてきた。

まあ、確かにおしゃべりに盛り上がっていた時だったので、紀和は

「あ…、ごめん」

と、言っておく。

それでも、その男子の怒りがおさまらなそうなので、紀和はちらり、とそいつらの模造紙をのぞき見する。

(…遅いわ、ワケわからん線並んでるわ、こりゃ、八つ当たりもしたくなるわなぁ…)

「へっ、それに何だよ、さっきから聞いてりゃ、ガイジンの自慢話ばっかじゃねー? よそ者のくせに、デカい面して日本の中学来てんじゃねーよ!」

「ちょっと、言い過ぎだよ、やめときなよ…」
相手の女子が止めるのも聞かずに、男子は暴言を吐いた。

梨順は、涙の粒ひとつ見せず、黙って聞いていた。
きっと、日本に来てから、この手の悪口を何度も聞かされてきたのだろう。

しかし、その瞳は、はっきりと怒りに燃えて、男子をにらみつけている。
模造紙の前に座ったまま、射るような視線で。

そして紀和は、彼女ほど辛抱強いたちではなかった。

聞いた瞬間、立ち上がっていた。
ひるんで座ったままの男子に向かって、駆け寄ると、背後から肩を思い切り蹴りつけて倒す。

スポ少の女子サッカーでFWを張り、関東大会決勝まで行った脚は、まだ衰えていなかったようだ。

さっきまでの悪態が嘘のように、男子は声も上げられないまま、その場にひっくり返る。

梨順は、びっくりした表情で、座ったまま、紀和を見上げた。

紀和が、泣いていたからだ。
肩を震わせて、悔しそうに、しゃくりあげて、紀和は泣いていた。

「ごめん、ごめんね、梨順…」

「どうして…? どうして、紀和が謝るの? 紀和、悪くないじゃない…?」

「違うよ…、あんな言葉、あなたに聞かせた自分が、あなたを守れなかった自分が、悔しくて、それから…あんな、あんなひどい事言う奴、あんなのと私が同じ国の人間だって、思ったら…哀しくなったんだ…っ」

パンパン、と、少しこもりがちに手を打つ音が、作業用に借りた教室に響く。

「あー、んじゃ、先生はこれからー、ここの転がってる2年の男を、念のために、保健室へ連れてっとくー。お前たちは、そのまま作業を続けるように。…あ、それからな」

それまでおっとりしていた担当教師の声が、急に険しくなり、実行委員の全員は、はっとしてそちらを見た。

「…お前たち、『言葉の暴力』って言葉、聞いたこと、あるよなあ? 怪我してできた傷は、医者と薬と時間で治る。だがな、『言葉の暴力』には医者も薬も効かず、時間が経てば経つほど、心の奥まで傷を深くしていくもんだ。…なぜ今、この話をしたか、実行委員になるほどのお前たちなら、わかるよな、あー?」

…事実上の、箝口令。
または、反論の許されない、ジャッジメント。

沈黙の中で、実行委員の全員が、それを理解した。

(つづく)

 

2013年4月13日土曜日

わ、ご新規さま!

トルコからアクセスありましたー。嬉しいー。
オリンピック招致、どちらが成功しても、協力して頑張りましょうね。

あー、ドンドルマ食べたい…

ごめんなさい、今日は頭痛でここまでです。
寝ますね。
ではまたー。

え、もう13日?

すいません、週末なので、お運びいただいた方が何人もいらしたようなのに、何もおかまいしませんで…。

(小料理屋かっ!)

今日は、家族にPC明け渡してて、今、ようやっと空いたところです~。
でも、寄る年波(おい!)か、真夜中を過ぎたせいか、目がしばしばしてます~。

なもんで、とりとめなく。

競馬の話題ですが(本当に飛ぶな、話題が)ハギノカムイオーが死んじゃったー。
競りにかけられたとき、当時最高額のサラブレッドとして、一般紙にも載るくらい有名な馬でした。

で、死因は老衰。
うーん、時代を感じる。

でも、レース中に転倒して、脚を骨折して安楽死処分になる馬が多い中、老衰って、すごいね。
お疲れさま。

ちなみに私、シンザンには間に合いませんでしたが、「さらばハイセイコー」は聴きました。
そーゆー世代です。分かる人には分かるかな?

葦毛なら、オグリキャップよりも前の、タマモクロスの方が好きだったというか…
もっと前なら、トウショウボーイとサクラショウリの一騎打ち(多分)が楽しみな子供だったというか…

あー、話がマニアックにいっちゃうので、馬の話はここまで!


お相撲だったら、輪島と北の湖ですね、一番見てた頃の横綱は。
北の湖理事長は、今度還暦のお祝いで、真っ赤なまわしをしめるそうだとか。

なんかなー、横綱のまわしは、やっぱり白じゃないと映えない気がするなー。
神様へ捧げるんだもんね、お相撲って。
…ん? 神様って、赤でもいいのか?(よくわからなくなってきた)


神様といえば、私は、一応仏教徒(真言宗豊山派ね)なんですが、神道の方が好きかな。

「神は細部に宿り給う」とかね。
「八百万の神様」とかね。

目にみえないけど、すべてのものには神様がついていて、全部そこには意味がある。
この世の中を守ってくれていて、無駄なものは一つもない。
だから、すべてのものは大切にされなきゃいけないし、大切にしないとならない。

とても単純で、わかりやすくて、毎日の暮らしに溶け込みやすい宗教…というか、自然との、いいおつきあい方だなぁ、って、思います。


しっかし、ホントに今日のブログは、連想ゲームみたいで脈絡なくて、すいません。
飲んでないんですけど…これだけ支離滅裂が書けるというのも、一つの特技かも、ですか?
(いんや、違うと思う)

今夜は綺麗な、猫の爪みたいなお月様が出ていました。
さてさて、お日様が昇るころには、どんな一日がはじまりますやら。

それでは、気まぐれ気味に、また次回!

2013年4月11日木曜日

個人的に今日は。(つぶやき)

今日は、親族の命日。お花を買って帰ってみたりする。
ガラじゃないねー。


あの年の今日は満月で、桜が満開だったなー。

携帯で、いよいよ危ない、と親戚に電話をかけまくっていた夜、
ひとりの叔父がぽつり、と言ったさ。

「満月だからな、今夜あたり、覚悟しといた方がいいんかもしんねえなあ…」

私も、そう思っていたので、うんうん、と返事をしたよ。
私が子供を産んだ時も、満月の真夜中だったから、直感的に。

満月は、いのちの駆け引きをする、不思議な存在なんだ。

その後の事は、正直、断片的にしか覚えていない。
周囲の人たちが動いてくれて、その好意に乗っかって、喪主の大きなリボンをつけたっけ。

告別式の時の挨拶文だけは、徹夜で書いた覚えがある。

別に、誰かに言われた訳ではなくて、亡くなった者をおくる人間として、今はいない相手に最後の恥をかかせては、いけない。

そう、思ったからかな。

けんかばかりしてた、親族だったけどね。
負けたくなかったのかなぁ。こう、気持ちの上で、みたいな。

寝不足と疲れでふらふらしながら、翌日の本番、挨拶を読んだ。
伯母が小声で「しっかり、頑張って!」と、声をかけてくれたのは、読みながら聞こえた。

その後の周囲の反応からすると、どうやら、最後の恥はかかせずに済んだようだったよ。


それから数年、桜を見られない自分がいた。
けれど、今年の終わりは、励ましてくれた人のおかげで、久しぶりに見られる心に戻ったんだ。

でもね、そしたら今年の桜は早くて、散っちゃった。
夜になると、もう、寒いんだなー。
違うんだよ、あの年の、満開の桜の夜とね。

だから、桜の替わりに、最後をおくった人の好きな花を少しだけ買って、家に飾ったんだよ。

来年は、見に行こう、桜。
昼間の暖かな、青空の下の桜。
提灯がほのかに照らす、夜の妖しい桜。

だって、私もあと何回、桜を見られるか、そんなの、誰にも、私にも、わかんないんだもんねえ。

それでは、今度はちがうお話で、また次回!

2013年4月10日水曜日

恋愛実行委員会(3)

紀和と梨順は、二人して大きな模造紙に線や字を書くことになった。

「どうしよう…床に模造紙をじかに置いたら、マジック、映っちゃうかぁ」

紀和が、無意識につぶやくと、

「あ、じゃ、チョ(私)が教室に新聞紙、置いてあるから、それ、持ってくる!」
さっと聞き止めて、梨順はパタパタと廊下を小走りに去っていく。

しばらくして、よほど急いだのか、桃色の頬をよけいに濃くして、梨順が帰ってきた。
「はい、これだけあれば、足りるかな?」

「わあ…!」

紀和は、その紙をひと目見るなり、歓声をあげた。

幾何学模様のようなハングルが、小さな活字でぎっしりと規則正しく並んでいる。

英字新聞なら、包装紙の柄や、実際の切れ端で何度か見たことがあった。
でも、こんな新聞を見るのは、初めて。

「すごい…綺麗ねえ。私、ハングルの新聞、初めて見た!…読めないけどね、えへへ」
紀和は、頭をかいた。

「日本(イルボン)にも、チョの国の人、いっぱいいるよ。だからね、ハングルの新聞、買って読むの」

「えー、じゃ、梨順さんって、ハングルができて、日本語できて、学校で英語も勉強してて…三つも言葉しゃべれるんだ、すごーい!」

「やだ、恥ずかしい、そんな大きな声出さないで。あ、あと、『さん』つけなくていいよ、名前。梨順でいいよ、チョも『紀和』って、呼んでいい?」

「うん、もちろん。…でもほんと、この新聞、綺麗だなー。マジックの跡つけるの、もったいないね」

「大丈夫。家に、たくさんあるから」

二人は、いつの間にか仕事そっちのけで、おしゃべりに夢中になっていた。

(つづく)

★おまけ★
 ニュースではいろいろ言っている昨今ですが、うちのブログの中は、こんなスタンスです。はい、ガールズラブ至上主義。
 
 
 

2013年4月9日火曜日

シスターズ・ラブ到着!(4月3日の続きです)

さてさて、昔懐かし、私が百合ジャンルに目覚めたきっかけのマンガが、届きました!

コミックス、2冊~。
(いや、この雑誌休刊しちゃって、2冊しかコミックス出てないんですけどね)

カバーを見ると「シスターズ・ラブ」と書かれています。

うーむ、今みたいに「ガールズラブ」というジャンルが確立される前は、こう呼んでたんですね。
「エス」(シスター、つまり姉妹に似た女子の擬似恋愛)の一種と、くくられていたのかしら?

…しかし、内容は現在より、か、かなり過激です…。
きっと、黎明期だったがゆえに、規制がゆるかったんでしょうねー。

で、買ってみた感想はというと。

はい、一勝一敗でした。

一勝の方は、ほとんど未読のお話で新鮮に楽しめたのと、とにかく、絵が綺麗~。
主人公さんのファッションも、ちょっとまねしてみたいくらい、いま見ても古くなくて、素敵。

一敗さんの方は…すいません、この後の文、笑わないで読んでほしいんですけどー、…確かにかなりのかなりな描写でございましたが…私の想像、いや妄想の方が…先を走っていました(爆)

かくして、時代は変わり、百合ジャンルは確立した世の中になりました。
こうやって想像の世界に遊べるのも、先人の皆様のおかげですねー、ありがたいことです。

…あとは、暴走しかけている私の百合モードを、もっと可憐にシフトダウンしないとな!
いかんいかん。いかんぞ自分!



2013年4月7日日曜日

ツイッターとコメントとブログ~

すいません、ちょっと昔に流行った曲名をパクった?タイトルになってしまいました。
(わかるかな?)

さて、本題。

ツイッターを始めて思ったのは、入場制限フリーのイベントに飛び込んでく感覚。

だから好き勝手を書いてしまいかねない反面、どんな人間が見て返信してくるかも、謎。
気をつけて飛び込まないと、時に、あそこの乱痴気騒ぎ(失礼)は毒を呼ぶ。


誰かのブログにコメントする時は、お互い会っていない物同士でも、そのブログに共感できる何かを共有しているわけだから、ツイッターほど破天荒ではない空気。

お茶席に呼ばれて、ブログ運営者さんの点ててくださったお茶や、茶室のしつらえの趣向を愉しみ合う、一期一会の間柄…でしょうか。


でもって、自分のブログ。
これはズバリ、まっさらな原稿用紙の前に座っている状態です。

何でも、自由に書ける。
でも、ヒントは誰もくれない。責任も、全部自分。
全ては己にゆだねられているわけで。

それが、私にはたまらなく面白く(時間が許せばね)時には、パズルのように頭を悩ませる。
でもね、悩んでいる時もこれまた、楽しいんですよー。

どれも、同じデジタルな文章なのに、個性って不思議な物です。

2013年4月6日土曜日

ひとりごと、4月第一週。

あー、やっと新年度の一週目が終わりました。

今年は、月曜スタートでめいっぱいだったし、他人の仕事を優先させられて、自分の仕事ろくにできなかったし、3月に引き続いて今週末も職場の幹事をやったり、いろいろございましたよ。

おかげで、酒の量は増えるし(いや、それは言い訳だろ。笑)、今朝は起きようとしたら、全身筋肉痛と、両脚が順番に何回もつってしまうのとで、もー、ボロボロじゃ~ん。

あとは、ちょっと精神面で、絶えず気にかかっていた事があったんですけれど。
不用意に、傷つけてはいけないひとを、傷つけてしまっていないか、という。

でも、最後の気がかりは、もしかしたら、多分、今回も私の杞憂かもしれなくて…と今日思えて、かなりそれだけでも、気分がホッと軽くなれました。

それから、今このブログを7つの国の方々がご覧になって下さっている、それもとても励みです。

ちょっと…今週は、無理しちゃったかな?いろいろと。
今後はまたマイペースに戻って、ゆっくりのんびりと更新してまいりますね。

それではー。

2013年4月5日金曜日

恋愛実行委員会(2)

去年の転入生に、名前を聞こうとした紀和(きわ)は、委員会のスタートでそれがかなわなかった。

(何て名前の子だったっけ…うーん、何かインパクトあった気はするんだけど…)

「お?お前は名札の色からすると、二年かな? ふむ、だいぶ真剣に考えていて、よろしいぞ」
突然、担当の教師に振られて、紀和の回りの三年生がクスクス笑った。

結局、経験者の意見と教師の助言をミックスさせて、今年の競技種目と、学年ごとの委員の仕事が手際よく黒板に書き出されていく。

紀和たち二年は、去年を知ってるから…という事で、ポスターとトーナメント表を書く係になった。

いちゃつきペアと、名前知らずの少女と、それから紀和とで、生徒会の物品庫に行く。

そこで、模造紙や長い定規や、マジックの数色入りの箱をいくつかもらい、入り口脇の出納簿に品目と数と、代表者の名前を書いておく。

予想通り、ペアは楽そうなマジック類を持って、きゃいきゃい先に行ってしまったので、紀和は模造紙を数枚丸めて持ち、転入生の方に長いクリア定規を3、4本持ってもらった。

「…ごめん、手が離せなくて、私。悪いけれど、あなた、そこの帳簿に名前、書いてくれる?」

名前を知りたくて、あえて紀和はかさばる模造紙を持つことにしたのだった。

転入生の少女はコクン、とうなずくと、名簿に綺麗な漢字で、こう書いた。

『金 梨順』

…そうだ。

忘れていた記憶が、紀和の中でよみがえる。

あの日、初めて学校へ転入してきた日、この少女は白と黒のチマチョゴリの制服姿だった。
それがとても可愛くて、似合っていて、同学年の皆はいっぺんで彼女のビジュアルに魅せられた。
あの服は、コリアン・スクールの制服だったのだ。

「え…と、キム=リスン…?」

紀和が、怪しげな現地のアクセントで、当時教わった通りに読むと、梨順は、ぱあっと顔を明るくして、そして頬を桃の色に染めた。

「読めるの…? チョ(私)の名前…?」

「えーと、あの、あなたがここの学校に、初めて来た日があったでしょ? その時ね、4クラスのみんな、あなたの名前を覚えたのよ。あんまり、あなたが可愛いから」

「うそ。そんな事、ないよ」

ふるふる、と首を振って否定する様も、やはり可愛らしい。

「でも、嬉しい。チョの事、知ってる人と同じお仕事ができるなんて。あなたは…さっき言ったよね。紀和? …よろしくね、いろいろ教えてね」

さっそく、委員会をしている部屋に戻り、一角の机と椅子を後ろに運んで詰めて、スペースを作り、二年生は模造紙を測って切ることから始めた。

いちゃいちゃペアの方にはトーナメント表を一切合切頼み、紀和は、にわかに興味の出てきた目の前の美少女、梨順とポスター作りにとりかかり始めた。

(つづく)

2013年4月3日水曜日

今日もご新規さまですよ!

今日は、はるばるコロンビアの方が閲覧にいらっしゃいました。

ようこそ!
ブエノス・ノーチェス(こんばんは)で、いいのかしら? スペイン語でしたよね?

私が知っているつたない知識(?)では、まず美味しいコロンビア・コーヒー。
それから、高地の多いお国で、「一日のうちに四季がある」と言われること。

そしてそして、ちょうど私がいま読んでいる、村上龍という日本の作家が書いた「KYOKO」というお話で、日本人の女の子がとても素敵にダンスを踊るのです。

ダンスの名前が、「ルンバ・コロンビア」。
キューバ系のGIさんから、小さな頃に教わったダンスを、彼女は大人になっても踊り続けます。

うーん、そんなくらいしか、お国のことを知らなくって、ごめんなさい。
もしよろしかったら、これにこりずに、また閲覧においで下さいね。
グラーシアス!(ありがとうございました)


…さて恒例、「全然違う話コーナー」にいきます。(コーナー化かい、ついに…)

その昔、十数年前、私が百合というジャンルに目覚めたころ、一冊の専門コミック雑誌に出会いました。
「ミスト」→「美粋(ミスト)」という雑誌なんですが、ご存じの方、いるかなー?

当時の私は、それ系の雑誌を立ち読みできず、家にも持ち帰れず、買ってどこかのお店の駐車場で読んで、処分してました。

初々しかったのねー。
(本屋で買うとき、よく隣でじいちゃんがフーフー鼻息を荒げて読んでたのも、いい思い出だ)

その時の、特に好きだった連載マンガが2冊(だけ!)コミックスになってると。
さっき、アマゾンでポチっとな、してまいりました。

どちらも、中古品。
そのうち1冊は、かなりボッてる感もありましたが、やはり懐かしさとドキドキには勝てない…。

当時の自分と、今の自分と、読んでみた感想はどうかな?変わるかな?
家庭状況は、子供がデカくなった以外、あんまり変わらないと思うんですが…

はてさて、楽しみです。

2013年4月2日火曜日

はいっ、またご新規さま!&昨日の続き

ロシアの方が、いらっしゃいましたよ。
ズドラーストヴィーチェ!

(まちがってたら、ごめんなさい…こんにちは、のつもりです)

私の友人には二人、ロシア語を勉強してたのがおりましてですね、少ーし教わったんです。
ほとんど忘れてしまいましたが(苦笑)

そのうち一人は、吹き出しに書き文字でロシア語を入れる、マンガ家になり(育児休業中)、
もう一人は、なぜか宗旨替えして、今は毎年、大韓民国へキムチを漬けに行くようになりました。

やっぱ、類は友を呼びますか? ちょっと面白いでしょ?

では、スパシーバ!(ありがとう、のつもりです)

さて、ここからは昨日の野球話の続き。

イチローさんは、国民栄誉賞の打診があったとき、「まだ若いし、引退するときに、もしその資格があったら…」と、やんわり辞退されたそうですね。

有名なお話だそうで、物知らずだったわ、私。

でも裏返せば、引退までガンガン活躍して、国民栄誉賞で花道を飾る気ありと見た!
カッコイイですー。

それから、きょうミスターの息子さんが
「(父は)もらうのが遅かった」
とおっしゃったそうで…いかにも、息子さんの人柄がにじみ出てて、いっそ微笑ましい。

でも、ONコンビの王さんは、37歳で受賞してるんですもんねー。

確かに、遅かったかと思います。
お元気になった時に受賞されて、良かったー。

最後に…仕事が詰まってて、週末にお話書けるかも、ちょっと予測つきません。
ごめんなさいー。

2013年4月1日月曜日

新規のお客様!

インドネシアから、初めて閲覧者さんがおいでになりました。
嬉しいなー。
ありがとうございます!

日本、戦争中にひどい事たくさんしてしまったのに、
閲覧してくださって、感謝です。

ジャワとかデンパサールとかを訪れる方が多いんでしょうけど、
私はマニアック(?)な性格なので、ボルネオとかスラウェシとかイリアンジャヤとか、興味あり!
広いお国なんでしょうねー。

あら、4月だわ。(つぶやき)

お待たせしました、つぶやきネタです(苦笑)

忙しいだなんだと言いつつ、ブログを結構更新してた(別名、逃避行動)3月でしたが、あらー、もう今日から、4月なんですねー。

疲れても、週末にならないとビール飲めないな、しばらく。

「グラソー ビタミンウォーター」に戻ろう。

この飲み物にハマって、はや何ヶ月…
風呂上がりに飲むと、吸収されてくのが分かるんですよ、この色水みたいなドリンクは。

あ、そうそう、エイプリルフール。

期待してたイギリスネタがまだ不明で、つまらないです。
アメリカのとフランスのは、わかったんですが。
フランスの方が面白かったかな~。

あと、これ、怒った人いたら、ごめんなさいね。

「ミスターと松井がダブル国民栄誉賞」って、ネタだと思ってしまいました、一瞬。
だって…キャリアも、人気も、時代を作ったという事実も、段違い平行棒でしょー。

イチローは、どうなってるんでしたっけ?
大リーグの道を切り開いたなら、野茂英雄はどうするの?

いや、松井、嫌いじゃないんだけど。
星陵高校の時の、あの敬遠シーン、覚えてますけど。
でも、もらっちゃうにはまだ、若くないかなー??