2013年3月11日月曜日

3・11だから、やはり。

(この話題に触れずに、日をまたぎたくなかったので)

2年前、海のない田舎に住んでいる私のくせに、
生まれて初めて、地震で酔った日。

恐怖と一緒に、むかむかむか…と、胸がつかえた日。

普段の避難訓練がいかに無力か、
揺れる中を大騒ぎで逃げ出していく上司や同僚達を見ながら、思い知った日。

机の下に後輩を押し込んで、私は開け放したサッシの枠につかまって、
群集心理に負けていく人々の姿を、見ていた日。

台風でもないのに、信号がのきなみ消えているのを、初めて見た日。

それでもなお、車の列は一台ずつゆずりあって、通ったり曲がったり、
なんか、泣いちゃいたいくらい、皆っていい奴だーって、思えた日。

いくつもの県が、いろんな理由で、壊された日。

そのどこにも私の大切な友達がいて、何と言葉をかけたらいいのかわからず、
それ以前に、連絡とれるかどうかも分からなくて、
復旧したPCの掲示板に付きっきりで、安否確認した日。

…そして、まだ、終わっていない。

例え忘れかけても、決して終わっていないし、もしかしたらまだ、何一つ戻ってないかもしれない。
過酷でも、確かに現実で、目を背けることは、哀しいけど許されない日。

それが、3・11。

つまり今日。