2013年5月9日木曜日

一回休み。(超ミニつぶやき)

今夜から明日にかけて、ちょいと仕事がたてこみまして、本日の更新はなし、です。

でも、昨日書いた小品を、もう読んでくださっている方がいて、嬉しい~。

もういっぺん、読み返すか…と思って下さった方は、お話のモチーフにした曲を脳内BGMに流しながら読んでいただけると、なお嬉しいです(わがまま)

あ、週末の日曜は、母の日ですねー。
届けに行ったり、お供えしたり、なんだかバタバタしそうですが、数少ない親孝行のチャンスですし、お花、買ってきましょうかね。

では、週末にまた~。うんうん考えて更新します~。

2013年5月8日水曜日

花(百合ショートです)

今年の春は寒さが遅くまで残ったせいで、美桜(みお)と青葉の住む、山ふところの城下町には、まだ桜が咲いていた。

「ねえ、明日のお休み、城跡の公園へ行かない?」
「なら、またお堀の貸しボート乗るの?好きねえ、青葉は…」
「だって、もう来週になったら、いくら何でも、桜の花、散ってしまうわよ?」

熱心に誘う青葉に、根負けして、美桜も首を縦に振った。

ギイ、ギイ…。
早朝の休日、お堀に木の擦れる音が響く。
櫓をきしませて、青葉がボートを漕ぐ。

誘った手前、自分の方が多く漕がなけりゃ、と思っているようだ。
そんな義理堅いところが、美桜をクスリと微笑ませる。

「ねえ、桜、綺麗…?私、漕ぐのに精一杯で、あまり見ている余裕がないのよ」
「あら、誘っておいて、あきれた。…ええ、とても綺麗よ。まだ朝露が乾ききっていないのね、おひさまの光でキラキラしているの。何だか、私たちにお話したそうに、こっちを向いて咲いているわ…」
「まあ、上手いこと言って!」

美桜の言葉を褒めながら、実は、青葉は彼女のくるくる変わる可愛らしい表情ばかり見ていた。

「ねえ、また今度、来ましょうね。今日は青葉にたくさん漕がせてしまったから、次は私が漕ぐわ」
「え、あなたが?そんな力、あるかしら?」

驚く青葉ににっこりしながら、美桜は返事の代わりに、黙ってちょっと首をかしげて見せた。

次の休日、少し暖かくなったので、二人は夕方にお堀端で待ち合わせた。

「まだ、暗くはなっていないけど…大丈夫?」
「大丈夫よ。それに、ボート屋さんだって、陽が落ちる前にお店を閉めてしまうわ」

青葉を説き伏せるように、静かに話しながら、今日は美桜がボートを漕ぐ。

「へえ…このあいだの桜も綺麗だって、あなた言ってたけれど…夕暮れ近くの風がそよぐ頃も、なかなかだわ」
「あら、そうなの。ねえ、今日はあなたが私に教えてちょうだい。ボートから見えるのは、どんな景色なの?」

美桜の言葉に促されるように、青葉は話し始めた。

「そうねえ、もう桜は散り透いてしまったけれど、その代わりに柳の若い芽がたくさん枝から芽吹いて、緑の幕のようだわ。ゆらゆらと夕風に揺れて、私たちを手招きして呼んでいるみたいよ」
「そうなの、面白いわねえ。それに、なんだか浪漫があるわ。私たち、ゆっくりこの城跡にやってきた、春に呼ばれているのかもしれないわねえ…」

水紋をゆったりと描きながら、少女二人が乗った貸しボートは、お堀をゆっくり流れてゆく。

やがて、可愛らしい木の桟橋で、お店の人に手を取られながら陸へ上がる頃には、春霞が美桜と青葉の姿を隠すように、ほんのりとたなびき始めるに違いない…

(おわり。…はい、武島羽衣さん・滝廉太郎さんの曲「花」をイメージしてみました)

2013年5月7日火曜日

あれっ?

固定客さまが多そうなネタ、「つぶやき」「芸能」を書いたんですが、
じわじわ~っと、18禁のお話が、追いついて参りやしたぜ、ねえ親分!

うーむ、私が考えているより、18禁読みにおいでのお客様は、タイムラグがあるのかしら。

いや、それにしても、ありがたいことです。
もうちょっと、私も書く側なんだから、マーケティングとか勉強しないとかなぁ…

素人で好きでやってんだから、そんなこと、考えなくてもいいのかもしれませんが、でもやっぱり、好きで書いてる以上は、たくさんの方々にお読みいただけるのが、嬉しいのでー。

さて、次は何を書こうか…
季節に合わせたお話か、日本ならでは(古くても新しくても)のお話がいいかな、と、今ちょっと浮かびました。

外国から閲覧して下さってるかたもいらっしゃいますし。
そして日本は今、季節の変わり目。細長い国土で、同じ日に雪かきと海開きをやってるんですよ。

こんな私の国、今の季節を、百合で書いてみたいなー。

ちなみに、これを書いている今は夜。外はすごい風。
「青嵐」とでも申しましょうか。

では、連休もあけて本業めじろ押しなので、更新はお話を考え考えになりますが、よろしくのぞきに来てやってください~。

ネタにつまってたら、いつもの「つぶやき」打ってるかも、です(苦笑)

2013年5月6日月曜日

川畑くんの新たな一歩。

これ、ホントはツイッターに書いた方がいいかも、な話題ですが。

活動休止中のケミストリー・川畑要くん、奥様と別れて、新しい一歩を踏み出すとのこと。

今はなつかしテレビ番組「浅草橋ヤング洋品店」でのオーディションから見ていたので、息子を見ているようです(笑。いや、私そこまでトシじゃないけどー)

離婚とか、ユニット活動の停止とか、ただ字面で捉えるのでなくて、その状態がもしも苦痛であるならば、自らを解き放つのも、生きていく上での一つの選択肢。

活躍をしていただければ、それでいい、と。

で、話は変わるんですが、ケミ結成当時から今まで、私は堂珍派なんですよ(笑)
実家で農家やってる、あんな格好良くて歌のうまい男の子、いるんだーって、衝撃でした。

「浅草橋~」では、複数の最終ボーカリストが課題曲をいろんなペアでシャッフルして歌って、一番人気をデビューさせる、という過酷な方法を取りましたが、やっぱ堂珍と川畑ペアが上手かった。
一見異質に思える二人が、組むことによって予想外のハーモニーを奏でる、まさにケミストリー(化学反応)でしたもん。
あと、オーディションにネスミスも出てて、可愛かったなー。

今はそれぞれ、違う音楽ジャンルで活躍してる二人ですが、またケミとして、二人の綺麗な声が響き合う曲を聴きたい、です。
期間限定でもいいからー。

川畑くん、心機一転に、どーですか、ひとつ?
ケミ好きな私としましては、密かに期待をしております…。

2013年5月5日日曜日

書いた後のつぶやき。

うーん、引かれている空気を感じるぞー(苦笑)

何というかなー、前回まで書いていた18禁のお話では、駆け引きみたいな感じを出したかったんですが。
設定当初から、まあ、ハッピーエンドにはしないつもりで…というか、それはできないだろう、と思いながら、キーを打っていました。

しかし、最終話あたりでは、キャラにこっちが動かされてしまって、やられちまったという感です。
悔しいなー。

この次は、ふつーな恋愛ものを書こうかしら、と思っています。
百合になるか、ヘテロになるかは分かりませんが、可愛い気のある世界のものを。

鹿乃子ちゃんの女学生時代とか、懐かしいな…以前書いてましたが。
大正から昭和初期の、ロマンとモダンが入り交じったような時代、好きなんですよねー。

(18禁★)可愛くて、困っちゃう、ひと。(4・終)

ややあって、仁美は手すりに掛けてある、柔らかい生地でできた鹿野先生のスカートを手に取ると、パンプスを履いたままの先生の足下から、ゆっくり、着せていった。

秘められていた下着を飾る、細やかなレースの装飾に、ファスナーをかませないよう、注意しながら。

細くくびれたウエストまで、ファスナーを上げ、留め具を嵌める。

「…え」

思わず、鹿野先生は声を、小さく、上げた。
更に仁美が、自分に対して狼藉を行うのかと、想像していたので。

「…すみませんでした、先生。…いま、手の戒めも、外しますから…足下、気をつけて下さい」
仁美の声は、先生と同じくらい小さく、でも、きっぱりとしたものだった。

「…私、先生の胸、見る度にとても気になって…一度、こういうふうに、してみたかったんです。そして、さっきまで、もっと酷いこと、してみたいっていう気も、ありました。…でも、今の先生の一言を聞いて、…私、そんなに打算的な人間だと思われてて、嫌われてるのかと思ったら、何だか…。まあ、嫌われて当然の事したり、言ったりしたわけですものね。当たり前です…」

ぽつりぽつりと懺悔しながら、腕のネクタイを外し、ブラのホックをかけて、ブラウスのボタンを下からひとつ、またひとつ…と、仁美は先生の身支度を進めてゆく。

「…どなたに告発なさっても、構いません。事実は、事実ですから。図書委員長が、司書の先生を書庫に連れ込んで、強姦した…そう、おっしゃって下さい」

「どうして、そんな事をいうなら、初めからしないでおこう、とか思わなかったの? 内申レベルの問題じゃないわよ!?下手すれば、退学ものだわ!」

「…それでも、したかったんです。私。…先生と」
「打算、抜きで?」
「勿論。…第一、打算って何ですか?私には、先生を脅すことでメリットは何もないし、ここにはカメラの類も、私以外のギャラリーも一切、ありませんから」

「…じゃ、何で…さっき、途中で、…止めたの?」
「え」
「ひとの体をさんざんその気にさせておきながら、どうしてそんなに、簡単に放り出せるのよ?!」

視線を真っ直ぐに交わしながら、書庫の最下層で、二人は言葉を交わす。
それは、ある意味さっきまでの体の行為より、真摯で、だからこそエロティックな匂いすら漂う。

「…っ、それは、打算的だと言われたから、違うと証明したかっただけで…そ、その気に…?先生、まさか、さっきの私の仕打ちで…」

にらみつけるようにしながらも、鹿野先生は、真っ赤な顔のまま、言い放つ。
「…あなたのおかげで、私、すっかり濡れてしまったのよ、仁美さん。…責任、取りなさい」
「せ、責任…?」

「女同士がどうやって達するか、貴女、知らないはずないでしょう?…スカートはいいわ、そのままで。でも、ショーツは…脱がせて…」
「先生っ?!」
「そうしたら、仁美さんは、私のスカートの中へ頭を入れなさい。どうしたらいいか、答えは…そこにあるわ」

「いいんですか、先生…本当に、後悔しませんね?」
驚きと嬉しさが混ざった表情を見せる仁美の唇を、鹿野先生は人差し指で、そっ、と抑える。

「その代わり、ここでの出来事は、二人だけの秘密よ。告発もしない、退学沙汰にもならない。つまり、強姦じゃないのよ、これは。和姦、なの」
「先生…!」

鹿野先生は、今度は縛られることなく、自分から頭の上の手すりにつかまる。
跪いて、スカートの中を蹂躙してくる仁美の攻めから、無駄と知りつつ、こらえようとして。

仁美は先生のショーツを丁寧に脱がせると、自分の制服のポケットに入れた。
そして、何も隠し所のなくなった、先生の太腿の間を存分に責める。
指で開き、舌で尖らせていく。
あふれ出る歓びの証を、飲み込んでいく。

先生も、吐息を次第に大きくし、喘ぎ声に変わり、やがて恥ずかしくよがり始めた。
その頃にはもう、先生も自分から脚を大きく開き、仁美の容赦ない責めを、余すところなく堪能する。
「あん、そ…そこよ、そこなの…ね、お願い、仁美さん、そこして、ねえ、ずっとそこ、して…ああっ」
揺れ始めた鹿野先生の腰に手を添えて、仁美は先生の求めに従属する。
さっきまでの、主導権を取っていた時とは違う、奉仕者としての歓びに仁美は酔いしれた。

形の良い先生の胸が淫らに揺れ、下着を着けているはずなのに、ブラウスの上からも乳首が尖って見える。
「あ…して、ねえ、そこよ…指と、舌と…両方で、して…あああ、も、だめ、もうすぐ、あっ、…いくっ」
わずかに苦しそうな余韻を残しながら、鹿野先生は歓んで声を上げ続け、そして間もなく、全身をびくびくと震わせた。

手すりにつかまったまま、荒く息を吐く鹿野先生の秘密の場所を、仁美は自分の清潔なハンカチで丁寧に清め、ゆっくりと刺激にならないよう、ショーツを履かせていった。

「…あ…、すごく、よかった。仁美さん、…ねえ、次は、…いつ…?」
うっとりした声音で訊ねてくる先生に、仁美は、静かに答える。

「…次は、…ないと、思います。…たぶん」

「…え?!」
「だって、私、満足してしまったんですもの。可愛い過ぎて困るほどの鹿野先生を、陵辱する…っていう、目的が達成されて」

「……?」
「これから先、先生と私が交わるとしたら、きっともう、その全てが、和姦なんです。陵辱、ではなくなるんです。…なので、もう私は、満足したんです…」

実際にこうなってみて、初めて、仁美は知った。

自分は、先生と愛し合いたいわけじゃなかったんだ、と。
互いにセックスして、幸せになりたかったわけじゃない、と。

ただ、そこに可愛くてたまらないものがあったから、自分の自由にしたかった。
恥ずかしがって、困る姿が見たかった。
それだけだったんだ…と。

(弱ったな、自分にこんな性癖があるなんて…)

手の甲で、濡れた唇をぐい、と無造作に拭くと、仁美は呆然としている鹿野先生の横を通り、書庫の重い扉へと続く、鉄の階段を昇っていった。

(おわり…こんな終わり方になるとは、私も意外…)

2013年5月3日金曜日

(18禁★)可愛くて、困っちゃう、ひと。(3)

仁美が、鹿野先生の胸を舌と指先で可愛がり続けるうち、先生の声のトーンは、少しずつ変わっていった。
初めは拒絶の色合いが強かったのが、今はもう、陶酔感を思わせる甘い吐息に聞こえる。

「いい、んでしょう…?先生…」
悪戯っぽく、仁美は訊く。

鹿野先生は、認めたくない、というふうに、首を横に振る。

でも頬を美しく染め、とろりとした視線で仁美を見下ろしながら、されるままになって体を震わせているので、その返事は嘘だ、と、すぐ分かる。

両手首を拘束されている事も、嫌そうではなく…むしろ、自分は逃げられないから、仕方なく仁美に感じさせられてしまっているのだ、という言い訳にしてしまいそうな、無抵抗ぶりだった。

仁美が、これまで幾夜も想像していたより、現実の鹿野先生の姿は、綺麗で、淫らだ。
いつまでも、こうしていたい。

…いや、もっと、先へ。
仁美は先生に対して、もっと甘い責め苦を与えたくなっていた。

「先生?…下、脱がせても、いいですよね?…ここまで、来ちゃったんですもの」
仁美が耳元でそうささやくと、鹿野先生は、過剰なまでにそれを拒んだ。

「いやだわ、お願い!それだけは、やめて頂戴、頼むから…!」
「どうして?…どうして、さっきよりそんなに強く嫌がられるんですか?…何か、あるんですか?」
「…とにかく、だめ。だめなの。だめよ!」

そこまで強く言われてしまうと、かえって後には引けなくなってしまう。
静かに、仁美は先生の着ている、ややフレア気味のスカートのファスナーを下げた。

「ああ…、仁美さん…。だめ、ってあれほど、言ったのに…」
鹿野先生は、泣きじゃくる寸前の声を、出した。

「…なるほど」
仁美は、スカートを丁寧に脱がせながら、頑強な抵抗の意味を認めた。

鹿野先生は、スカートの奥に、ガーターベルトとストッキング、そしてショーツを身につけていたのだった。色こそほのかにピンクがかって、レースで飾られてはいたが、それでも十分、この先生のキャラクターには、意外なほど淫乱に映って見える。

「こんな、素敵な姿を隠していたんじゃ、見せるの、嫌がりますよね?…先生、こういう下着が、ご趣味だったなんて…知りませんでした」
少し意地悪そうに笑いながら、仁美は、先生の下半身の姿を堪能する。

ガーターベルトが吊っているストッキングは、おそらく絹製だろう、艶めいて肌に滑らかに貼り付いている。
ご丁寧に…というべきか、鹿野先生はきちんとセオリー通りに、まずガーターとストッキングを着け、その後にお揃いのショーツを履いている。

出勤時には、万が一に見えてしまったりすることを想定して、ショーツを先に着けるとか、パンストにするとか、そういう方法もあるだろう。しかし、先生はそれをしていない。ということは…

「学校に来るときも、こんなお姿を隠してらっしゃるなんて…先生、どなたか校内に、お相手がいらっしゃるんですか?」
「そ、そんなのいないわ、絶対、いません!つきあってる人も、いないのに…」

「…なのに、この下着って…じゃあ、先生、フェティシズムなんですか?こういうの…」
慇懃無礼に質問で攻める仁美のこの弾は的中したのか、鹿野先生は、途端に、黙った。

「スカートの中に、自分しか知らない、こういう世界を隠してるのが、お好きなんでしょう?」
「…やめて…」

「周囲にはおすまししてるのに、こんないやらしい下着を着けてる自分って、すごく恥ずかしい…って、思ってらっしゃるんでしょ?」
「ああ…仁美さん、もう、黙って…。…だから、だめだ、って言ったのに…」

「図星、ですか」
そう言って、仁美が駄目を押すと、被虐的な姿で手を縛られている先生は、真っ赤な顔をしてうつむいた。

「仁美、さん…、あなた、どうして私なんかに、こんな事するの?望みでもあるの?」
蚊の鳴くような声で、鹿野先生は、訊ねる。

「どうして?…決まってるじゃないですか。私が先生を前からずっと好きで、見ているだけで困ってしまうほど可愛いから。それ以外にありませんよ」
なぜ、そんな当然の事を訊くのか、と仁美は目を丸くして答えた。