日本人7人の遺体確認、ご冥福をお祈りします。
今回は、人質としての扱いがあまりに酷かったのと、味方であるはずの軍に、ある意味命を奪われてしまった事実と…ショックが二重であることが、なお痛々しい。
でも。
ここからは、お読みの皆さんに非難を受けることを想定して、書きます。
犠牲者の数より、救出者の数の方が、かなり多かったのですよね?この掃討作戦は。
人種とか宗教とか、考えないで、単に頭数で考えるに。
日本人が全員助かったとしても、他国の人が多数犠牲になったら、私は今と同じ気持ちで祈ることができただろうか?
私は、誰かを殺さなければ自分が生きられないような、極限状態を体験してはいません。
でもこの事件で、そのような状態がありうるのだ…と思えたのです。
例え不条理だとしても、狂信的な一部の人間の所行だとしても。
あと、一番思ったのは、
「憎むべきは、この人質事件で殺人を犯したイスラム過激派のみであって、それ以外のイスラム教徒は不当な差別を受けないよう、世界中で保護されなければならない」という事です。
これ以上、地球に住む「人間」という矮小な存在が、愚かな過ちを繰り返さないように。
それも、私が今、祈っていることの一つです。
2013年1月21日月曜日
さてとな。
仕事をほったらかして、パソコンに煩悩を書き散らしてきましたが、
いよいよ本業の書類の〆切やら、親族の確定申告の処理やら(苦笑)忙しくなりそう~。
なので、また短編に戻る予定です。
あと、単なるミーハーな世間話。
(実はこっちの方が、回転数よかったりして…)
百合で始まったこのブログですが、どーも薔薇にも行きそうです…弱ったぜ。
(薔薇の意味がお分かりでない方は、えーと…百合の逆ですよ。つまり)
そう…もともとは、薔薇からこの世界に足を踏み入れたのよね、私。
(遠い目)
なもんで、拒絶反応のある方は、無理なさらないように。
さて、全然関係ないお話。
ツイッターの仕方がよくわからないー!!
先輩格の相方に聞こうと思っても、私が仕事終えてこっちの話を打つ頃には、ビール飲んで寝ちゃうし!聞けないし!
それ以前に、百合とか薔薇とかの文、相方には見せらんないし!!
なんかもー、己が情けないであります。
好きなマンガの語りとか、したいのにーっ。
さてとな、それでは、後日に。
いよいよ本業の書類の〆切やら、親族の確定申告の処理やら(苦笑)忙しくなりそう~。
なので、また短編に戻る予定です。
あと、単なるミーハーな世間話。
(実はこっちの方が、回転数よかったりして…)
百合で始まったこのブログですが、どーも薔薇にも行きそうです…弱ったぜ。
(薔薇の意味がお分かりでない方は、えーと…百合の逆ですよ。つまり)
そう…もともとは、薔薇からこの世界に足を踏み入れたのよね、私。
(遠い目)
なもんで、拒絶反応のある方は、無理なさらないように。
さて、全然関係ないお話。
ツイッターの仕方がよくわからないー!!
先輩格の相方に聞こうと思っても、私が仕事終えてこっちの話を打つ頃には、ビール飲んで寝ちゃうし!聞けないし!
それ以前に、百合とか薔薇とかの文、相方には見せらんないし!!
なんかもー、己が情けないであります。
好きなマンガの語りとか、したいのにーっ。
さてとな、それでは、後日に。
2013年1月20日日曜日
ぼくたちの美郷さん(14・ラスト)★18禁
その後、二人の連名で、何度もメールをもらった。
文面はいつも、同じ。
「会いたいです、美郷さん…会って、直接話がしたい」
でも、わたしには、こう打ち返すしかできなかった。
「ごめんなさい、まだ会えません…気持ちの整理がついていなくて。ごめんなさい」
毎晩来ていたメールは、そのうち二日に一回、三日に一回、と減っていった。
私も、返信を打たない日が出てきた。
そして、いつの間にか、私の通勤電車に乗る時間帯が、ひとつ、変わった。
わかっていた。
悪いのは、葵でもなく、葉月でもなく、この私だということを。
年下の可愛い子二人に言い寄られて、調子に乗っていたという事実。
そのスタートが、親友であったはずの二人に、少しずつ亀裂をもたらしていった。
「3人同等」などという無茶な約束をしておきながら、いつの間にか、私は自分でそれを破った。
葵の熱情についていけなくなりかけた時、優しくしてくれる葉月にすがってしまった。
でも、それって二つとも、果たして本当の愛情だったのだろうか…?
彼ら二人が、一心に捧げてくれた純情を、自分勝手に踏みにじったのは、私。
そんな考えが、頭の中でもやもやとした煙のようなものから、次第に実体を伴ったものへと変わっていった、ある日。
私は、二人に同時にメールを出した。
「…ごめんなさい。あなたたち二人をたぶらかして、大事な時間を無駄に使わせてしまったのは、この私だと言うことを、やっと悟りました…。
私の部屋へ来てくれた時に、二人は帰りながら気を遣ってくれましたね。
…私にできるお返しは、このまま会わずにお別れさせてもらうことくらいです。
電話番号も、メアドも、変えます。部屋に来ても、入れてはあげられません。
…全ては、私が悪いのだと、やっと気づきました。ごめんなさい。
…でも、3人で過ごした日々は確かに、とても楽しいもので…決して、忘れません。みさと」
さすがは、エリート高校生と言うべきか。
このメールを送信してから、ぴたりと、私と彼らとの接触は切れた。
そのあと程なく、私は上司から紹介された、取引先の男性とお見合いをした。
「今時、お見合い~?」とからかう友人もいたが、地味な私には他にチャンスもないし、何より両親と祖父母が喜んでくれたので、お会いすることにした。
私と比べて2つ年上、というその人は、眼鏡を掛けて、ちょっとふっくらしてて、でも清潔そうで…
何より、いつ会ってもニコニコしている人なのが、気に入った。
もちろん、葵や葉月みたいなイケメンじゃないけど、でも、あの二人のようなエッジはない。
家庭って、こんなものなのだろうな…と、自然に思えるような人。
話はとんとん拍子に進み、瞬く間に、私とその人は結婚した。
ハネムーンベビーを授かり、お医者様へ通い、いろいろ様子がわかってくるうち、私は、ある事を思いついた。
旦那様には、内緒で。
次の年の、元旦。
「おいっ!葉月っ!美郷さんから、年賀状来たぞ。見たか?!」
葵のけたたましい声が、寝ぼけた葉月の耳元で響き渡る。
名峰学館の大学部へと、内申を通って無事に進学した二人は、葵が経済学部、葉月が工学部と分かれた。
とはいえ、結局二人してアパートの同じ部屋を借り、まあ…ご想像に任せるような生活を…送っている。
「見るわけ、ないだろ…葵…。俺、今まで、炬燵で…うとうとしてて…」
「とにかく、見てみろよ!これっ!」
葵の突き出した一枚の年賀状には、懐かしい美郷さんの顔と、よくわからんおっさんの顔と、それから…おそろいのピンクのおくるみで抱っこされている、双子ちゃんの写真がプリントされていた。
「え、えええ…もう、美郷さん、子持ちかよ?!」
「それも、だけど!一番下の、名前の所、見ろよ!!」
美郷さんの隣にいるおっさんの名字はどうでもいいとして…
双子ちゃんの紹介文を見て、葉月は、絶句した。
「可愛い、女の子の天使が二人、我が家にやってきました。よろしくお願いします。」
♪ あおい(0歳)、はづき(0歳) ♪
「な?だろ?だろだろ?!」
「美郷さん…俺らの事、忘れて、なかった。…嫌って、なかった、んだ…」
「そうさ!じゃなきゃ、一生家族でいる娘二人に、俺らと同じ音の名前なんか、付けないだろ?!」
「…しかも、これ、美郷さんが…他人にバラしてなけりゃ、彼女と俺達だけの…秘密、だよな…」
今年の元旦は、日本晴れ。
美郷さんが年賀状に込めた悪戯納めの年も明け、葵と葉月にも新しい一年が訪れる。
長方形の炬燵に並んで座りながら、葵は喜色満面で、葉月はうるうると涙目で、同じ一枚の年賀ハガキを見つめていた。
(おしまい…です。長文おつきあい多謝!)
文面はいつも、同じ。
「会いたいです、美郷さん…会って、直接話がしたい」
でも、わたしには、こう打ち返すしかできなかった。
「ごめんなさい、まだ会えません…気持ちの整理がついていなくて。ごめんなさい」
毎晩来ていたメールは、そのうち二日に一回、三日に一回、と減っていった。
私も、返信を打たない日が出てきた。
そして、いつの間にか、私の通勤電車に乗る時間帯が、ひとつ、変わった。
わかっていた。
悪いのは、葵でもなく、葉月でもなく、この私だということを。
年下の可愛い子二人に言い寄られて、調子に乗っていたという事実。
そのスタートが、親友であったはずの二人に、少しずつ亀裂をもたらしていった。
「3人同等」などという無茶な約束をしておきながら、いつの間にか、私は自分でそれを破った。
葵の熱情についていけなくなりかけた時、優しくしてくれる葉月にすがってしまった。
でも、それって二つとも、果たして本当の愛情だったのだろうか…?
彼ら二人が、一心に捧げてくれた純情を、自分勝手に踏みにじったのは、私。
そんな考えが、頭の中でもやもやとした煙のようなものから、次第に実体を伴ったものへと変わっていった、ある日。
私は、二人に同時にメールを出した。
「…ごめんなさい。あなたたち二人をたぶらかして、大事な時間を無駄に使わせてしまったのは、この私だと言うことを、やっと悟りました…。
私の部屋へ来てくれた時に、二人は帰りながら気を遣ってくれましたね。
…私にできるお返しは、このまま会わずにお別れさせてもらうことくらいです。
電話番号も、メアドも、変えます。部屋に来ても、入れてはあげられません。
…全ては、私が悪いのだと、やっと気づきました。ごめんなさい。
…でも、3人で過ごした日々は確かに、とても楽しいもので…決して、忘れません。みさと」
さすがは、エリート高校生と言うべきか。
このメールを送信してから、ぴたりと、私と彼らとの接触は切れた。
そのあと程なく、私は上司から紹介された、取引先の男性とお見合いをした。
「今時、お見合い~?」とからかう友人もいたが、地味な私には他にチャンスもないし、何より両親と祖父母が喜んでくれたので、お会いすることにした。
私と比べて2つ年上、というその人は、眼鏡を掛けて、ちょっとふっくらしてて、でも清潔そうで…
何より、いつ会ってもニコニコしている人なのが、気に入った。
もちろん、葵や葉月みたいなイケメンじゃないけど、でも、あの二人のようなエッジはない。
家庭って、こんなものなのだろうな…と、自然に思えるような人。
話はとんとん拍子に進み、瞬く間に、私とその人は結婚した。
ハネムーンベビーを授かり、お医者様へ通い、いろいろ様子がわかってくるうち、私は、ある事を思いついた。
旦那様には、内緒で。
次の年の、元旦。
「おいっ!葉月っ!美郷さんから、年賀状来たぞ。見たか?!」
葵のけたたましい声が、寝ぼけた葉月の耳元で響き渡る。
名峰学館の大学部へと、内申を通って無事に進学した二人は、葵が経済学部、葉月が工学部と分かれた。
とはいえ、結局二人してアパートの同じ部屋を借り、まあ…ご想像に任せるような生活を…送っている。
「見るわけ、ないだろ…葵…。俺、今まで、炬燵で…うとうとしてて…」
「とにかく、見てみろよ!これっ!」
葵の突き出した一枚の年賀状には、懐かしい美郷さんの顔と、よくわからんおっさんの顔と、それから…おそろいのピンクのおくるみで抱っこされている、双子ちゃんの写真がプリントされていた。
「え、えええ…もう、美郷さん、子持ちかよ?!」
「それも、だけど!一番下の、名前の所、見ろよ!!」
美郷さんの隣にいるおっさんの名字はどうでもいいとして…
双子ちゃんの紹介文を見て、葉月は、絶句した。
「可愛い、女の子の天使が二人、我が家にやってきました。よろしくお願いします。」
♪ あおい(0歳)、はづき(0歳) ♪
「な?だろ?だろだろ?!」
「美郷さん…俺らの事、忘れて、なかった。…嫌って、なかった、んだ…」
「そうさ!じゃなきゃ、一生家族でいる娘二人に、俺らと同じ音の名前なんか、付けないだろ?!」
「…しかも、これ、美郷さんが…他人にバラしてなけりゃ、彼女と俺達だけの…秘密、だよな…」
今年の元旦は、日本晴れ。
美郷さんが年賀状に込めた悪戯納めの年も明け、葵と葉月にも新しい一年が訪れる。
長方形の炬燵に並んで座りながら、葵は喜色満面で、葉月はうるうると涙目で、同じ一枚の年賀ハガキを見つめていた。
(おしまい…です。長文おつきあい多謝!)
2013年1月19日土曜日
(追悼)大島渚監督
私の学生時代に「戦場のメリークリスマス」で、
デビッド・ボウイと坂本龍一、ビートたけしをキャスティングした方。
この3人がいまだに好きなので、当時思春期の私としましては
「うおおお~、監督、私を殺す気ですか!?」と、マジ狂乱しました。
そして、社会人になった私が見た「御法度」
こちらのキャスティングは、松田龍平に武田真治。
「うおおおお~、監督、私を何度殺したら気が済むんですか!?」と、こっちも狂乱。
女より、女のツボを心得たキャスティング、私にはそれだけで尊敬に値します。
そして、ラストシーンが絵のようで…美しい映像美。
「戦メリ」では、夜、ボウイが首を出して埋められている所に飛ぶ、白い蛾。
「御法度」では、ビートたけしが暗闇の中で、散り咲く桜の木に向かって刀を振る。
雑誌のグラビアのように、印象的です。
その後の、坂本さんとたけちゃんの映画への関わり方を見ても、
大島渚という人の、眼力の凄さ。
当時は、誰もそんなこと、思ってなかったのに。
本当に、本当に惜しい方を亡くしました。
合掌。
デビッド・ボウイと坂本龍一、ビートたけしをキャスティングした方。
この3人がいまだに好きなので、当時思春期の私としましては
「うおおお~、監督、私を殺す気ですか!?」と、マジ狂乱しました。
そして、社会人になった私が見た「御法度」
こちらのキャスティングは、松田龍平に武田真治。
「うおおおお~、監督、私を何度殺したら気が済むんですか!?」と、こっちも狂乱。
女より、女のツボを心得たキャスティング、私にはそれだけで尊敬に値します。
そして、ラストシーンが絵のようで…美しい映像美。
「戦メリ」では、夜、ボウイが首を出して埋められている所に飛ぶ、白い蛾。
「御法度」では、ビートたけしが暗闇の中で、散り咲く桜の木に向かって刀を振る。
雑誌のグラビアのように、印象的です。
その後の、坂本さんとたけちゃんの映画への関わり方を見ても、
大島渚という人の、眼力の凄さ。
当時は、誰もそんなこと、思ってなかったのに。
本当に、本当に惜しい方を亡くしました。
合掌。
2013年1月14日月曜日
(健全)ぼちぼち…
3人組のお話にも、出口が見えてきたような気がしています。
しかし、まだイメージがもやもや状態で、文に起こすのは難しい。
ラストは考えてあるんですけど…
唐突ですが、今日は久しぶりに雪が降りました。
あしたは職場で雪かきだぁ…
はっきり言って、嫌です!
今日一日ただでさえ、家に引きこもってストレスためてる性格なので。
あー、車でもぶっとばしたい気分です…うう~。
(でも運転は下手だ!)
しかし、まだイメージがもやもや状態で、文に起こすのは難しい。
ラストは考えてあるんですけど…
唐突ですが、今日は久しぶりに雪が降りました。
あしたは職場で雪かきだぁ…
はっきり言って、嫌です!
今日一日ただでさえ、家に引きこもってストレスためてる性格なので。
あー、車でもぶっとばしたい気分です…うう~。
(でも運転は下手だ!)
2013年1月12日土曜日
ぼくたちの美郷さん(13)★18禁
私が目を覚ましたとき、カーテン越しに、もう日は高くなっていた。
隣では、夜通し愛し合ったのか、葵と葉月が身を寄せあうようにして、眠っている。
子犬みたいに。
…昨日は、恥ずかしい事から、優しくされたことまで、いろんな事があった気がする。
休日前とはいえ、年上の身には、なかなか…こたえてしまう…正直、ね。
心は、二人と同じように「したい」のだけど…身体が、ちょっと、ついていかない。
そういう意味でいくと、内緒だけど、今の私の体調からは、葉月と過ごす方が合っている、みたい。
葵も、とても刺激的で、燃えてしまうのだけど…若さのギャップを、時折、感じる…かな…。
パジャマも羽織らずに、私はお手洗いを使って、鍵を開けて出ようとした時だった。
「…ごめん、堪忍して…」
ドアをそっと開けて、すり抜けるように、葉月が入ってきた。
「…!!」
「もし、嫌じゃ…なかったら、静かに…してて?…俺、やっぱり、美郷さんとの、昨夜の事、引っかかってて…」
私と同じく、何も身につけていないまま、葉月は言う。
そうして、後ろ手に、ドアの鍵をかちゃり、と回して閉めた。
「だ、だめよ…私、いま、綺麗じゃないし…」
「俺が、綺麗に、してあげる…座って、脚、開いて…」
朝早くから、こんな狭いところで、跪いた葉月の口元から、淫猥な水音が響く。
…ああ、どうしよう…いい…すごく。
力が抜けた私を起こして、今度は、葉月が座った。
いつの間にか、葉月のそこは、すっかり勃ってしまっていて、避妊具の箱まで用意してある。
…そして、私の身体も…すっかり、受け入れる準備が、整っていた。
待ちきれないように、葉月の動作の一部始終を見つめてしまう。
「そんな、見られたら…つける、前に…いっちゃう、だめ…美郷、さん…」
小さな声で、でもはっきりと、葉月は言う。
「…でも、葉月の、そこ、見てたら…早く、入れて、欲しいんだもの…」
あ、私ったら…何てあけすけな事、言ってるんだろう…。
でも、本当に…欲しい。
入ってきて、いっぱいになって、溶け合って、そして…
そんな事を妄想しているうち、また…濡れて、くる。
あふれた分が、少しずつ、腿を伝っていくのが分かる。
「脚、うんと開いて…来て…?俺に、跨って、ね…美郷さん…?」
「うん、…したい、…したいわ…葉月っ…」
突き通されるように、私は、葉月と交わった。
…いいっ。
「あん…ああ…っ…」
「駄目、そんな…声、出しちゃ…」
「だ、だって…葉月の、良すぎる…の…っっ」
「声、出さないように、しちゃう…よ?」
一番感じるところで繋がり合ったまま、葉月は私にキスをして、口を塞いだ。
舌が、絡まってくる。
口の端から、唾液がこぼれてしまうような、激しい動きで。
同時に、私の腰をつかんで、彼にしては強引に、揺すぶってきた。
私は、欲望の持って行きようがなくて、ぎゅっと葉月に抱きつく。
すっかり固くなって、触られたくてたまらない乳首を、彼の胸にこすりつける。
そして…恥ずかしいけれど、自分からも、腰を、使い始めた。
感じてくれたみたいで、葉月の動きが、いっそう激しくなってゆく。
心の中で、私は、嬌声にも似た叫びを上げ続ける。
(ああんっ、はづき、はづきぃ…っ、すごいの、すごくいいっ、はうっ、も…いく、私…)
静かな、狭い密室の中で、葉月と私は、心も体も開き合い、溢れ合うまで…楽しみ続けた。
二人とも、いった、その時。
ドンドン!
お手洗いのドアが、荒っぽくノックされた。
外から、いらついた声が聞こえる。
…葵の声が。
「あのー、俺もトイレ入りたいんですけどー、いつまで待ってればいいんですかねー、お二人さん?そんな狭い所に二人して閉じこもって、長いこと、何やってるんです?」
いつもより、葵の言葉使いは妙に丁寧で、いわゆる「慇懃無礼」という感覚。
一瞬、私と葉月は視線を合わせ、そして、ドアを静かに開けた。
今更、嘘をつくつもりはなかった。
静かに、私は事実を告げる。
葵の目を、しっかり見ようと心を奮い立たせて。
「…セックス、していたのよ。…私と葉月で」
3人の間に、刹那の静寂が訪れ、その直後、葵は葉月の左頬を殴っていた。
少し、葉月はよろけたが、それでも、あえてよけようとはしなかった。
「…どうして?!葵!昨夜は、貴方としか、私、ちゃんとしてなかったのよ?葉月は、貴方と私がセックスしてるのを、見せつけられていただけだったのよ?…なのに、今、同じ分だけ交わった私と葉月を、どうして…殴れるの…?それに…殴るなら…私も、殴れば、いいじゃない…っ」
情けないけど、私の声は、最後の方で涙が混じってしまった。
「…好きな、女の人を…殴れるわけないよ。美郷さん…」
「こんな時だけ、女扱いで独りぼっちにしないで、葵。私たち…3人、一緒じゃないの?」
「俺が寝てる間に、布団の中でもトイレでも、見境なく、つがっていてか?葉月!」
「好き、なんだよ…俺も、美郷さんを、お前と、同じくらいに…だから、欲しかった。だから…葵に、弁解は、しない…俺には、できない」
私たちの間を、初めて、苦い沈黙が支配する。
二人は、黙って服を身につけ始めた。
…私は、とてもそんな気にはなれなくて…そのままの姿で、支度をする二人をぼうっと見ている。
「今日…騒いでしまったことは、謝ります。美郷さん」
「寮に、帰ったら…二人で、頭を冷やして、話し合う、ので…」
な…何よ、それ!
結局、二人の世界が勝手にできていて、私はその中に入れない、それが事実じゃない!
「そんな、綺麗事なんて…聞きたくない!ここで修羅場にでもなった方が、私…あなたたちの事、きっともっと、好きになれたのに!!ばか!!」
閉まろうとする玄関のドアに向かって、私はカウンターキッチンにあったグラスを投げる。
グラスは、私が狙ったとおり、出て行こうとする二人には当たらず、ドアにぶつかって、いくつものかけらと化す。
…あの二人ったら、戻っても、来やしない…。
部屋の布団の上に、ぺたんと座り込んで、それから私は、しばらく泣いた。
(つづく…風向きが、少々変わって参りましたな…)
隣では、夜通し愛し合ったのか、葵と葉月が身を寄せあうようにして、眠っている。
子犬みたいに。
…昨日は、恥ずかしい事から、優しくされたことまで、いろんな事があった気がする。
休日前とはいえ、年上の身には、なかなか…こたえてしまう…正直、ね。
心は、二人と同じように「したい」のだけど…身体が、ちょっと、ついていかない。
そういう意味でいくと、内緒だけど、今の私の体調からは、葉月と過ごす方が合っている、みたい。
葵も、とても刺激的で、燃えてしまうのだけど…若さのギャップを、時折、感じる…かな…。
パジャマも羽織らずに、私はお手洗いを使って、鍵を開けて出ようとした時だった。
「…ごめん、堪忍して…」
ドアをそっと開けて、すり抜けるように、葉月が入ってきた。
「…!!」
「もし、嫌じゃ…なかったら、静かに…してて?…俺、やっぱり、美郷さんとの、昨夜の事、引っかかってて…」
私と同じく、何も身につけていないまま、葉月は言う。
そうして、後ろ手に、ドアの鍵をかちゃり、と回して閉めた。
「だ、だめよ…私、いま、綺麗じゃないし…」
「俺が、綺麗に、してあげる…座って、脚、開いて…」
朝早くから、こんな狭いところで、跪いた葉月の口元から、淫猥な水音が響く。
…ああ、どうしよう…いい…すごく。
力が抜けた私を起こして、今度は、葉月が座った。
いつの間にか、葉月のそこは、すっかり勃ってしまっていて、避妊具の箱まで用意してある。
…そして、私の身体も…すっかり、受け入れる準備が、整っていた。
待ちきれないように、葉月の動作の一部始終を見つめてしまう。
「そんな、見られたら…つける、前に…いっちゃう、だめ…美郷、さん…」
小さな声で、でもはっきりと、葉月は言う。
「…でも、葉月の、そこ、見てたら…早く、入れて、欲しいんだもの…」
あ、私ったら…何てあけすけな事、言ってるんだろう…。
でも、本当に…欲しい。
入ってきて、いっぱいになって、溶け合って、そして…
そんな事を妄想しているうち、また…濡れて、くる。
あふれた分が、少しずつ、腿を伝っていくのが分かる。
「脚、うんと開いて…来て…?俺に、跨って、ね…美郷さん…?」
「うん、…したい、…したいわ…葉月っ…」
突き通されるように、私は、葉月と交わった。
…いいっ。
「あん…ああ…っ…」
「駄目、そんな…声、出しちゃ…」
「だ、だって…葉月の、良すぎる…の…っっ」
「声、出さないように、しちゃう…よ?」
一番感じるところで繋がり合ったまま、葉月は私にキスをして、口を塞いだ。
舌が、絡まってくる。
口の端から、唾液がこぼれてしまうような、激しい動きで。
同時に、私の腰をつかんで、彼にしては強引に、揺すぶってきた。
私は、欲望の持って行きようがなくて、ぎゅっと葉月に抱きつく。
すっかり固くなって、触られたくてたまらない乳首を、彼の胸にこすりつける。
そして…恥ずかしいけれど、自分からも、腰を、使い始めた。
感じてくれたみたいで、葉月の動きが、いっそう激しくなってゆく。
心の中で、私は、嬌声にも似た叫びを上げ続ける。
(ああんっ、はづき、はづきぃ…っ、すごいの、すごくいいっ、はうっ、も…いく、私…)
静かな、狭い密室の中で、葉月と私は、心も体も開き合い、溢れ合うまで…楽しみ続けた。
二人とも、いった、その時。
ドンドン!
お手洗いのドアが、荒っぽくノックされた。
外から、いらついた声が聞こえる。
…葵の声が。
「あのー、俺もトイレ入りたいんですけどー、いつまで待ってればいいんですかねー、お二人さん?そんな狭い所に二人して閉じこもって、長いこと、何やってるんです?」
いつもより、葵の言葉使いは妙に丁寧で、いわゆる「慇懃無礼」という感覚。
一瞬、私と葉月は視線を合わせ、そして、ドアを静かに開けた。
今更、嘘をつくつもりはなかった。
静かに、私は事実を告げる。
葵の目を、しっかり見ようと心を奮い立たせて。
「…セックス、していたのよ。…私と葉月で」
3人の間に、刹那の静寂が訪れ、その直後、葵は葉月の左頬を殴っていた。
少し、葉月はよろけたが、それでも、あえてよけようとはしなかった。
「…どうして?!葵!昨夜は、貴方としか、私、ちゃんとしてなかったのよ?葉月は、貴方と私がセックスしてるのを、見せつけられていただけだったのよ?…なのに、今、同じ分だけ交わった私と葉月を、どうして…殴れるの…?それに…殴るなら…私も、殴れば、いいじゃない…っ」
情けないけど、私の声は、最後の方で涙が混じってしまった。
「…好きな、女の人を…殴れるわけないよ。美郷さん…」
「こんな時だけ、女扱いで独りぼっちにしないで、葵。私たち…3人、一緒じゃないの?」
「俺が寝てる間に、布団の中でもトイレでも、見境なく、つがっていてか?葉月!」
「好き、なんだよ…俺も、美郷さんを、お前と、同じくらいに…だから、欲しかった。だから…葵に、弁解は、しない…俺には、できない」
私たちの間を、初めて、苦い沈黙が支配する。
二人は、黙って服を身につけ始めた。
…私は、とてもそんな気にはなれなくて…そのままの姿で、支度をする二人をぼうっと見ている。
「今日…騒いでしまったことは、謝ります。美郷さん」
「寮に、帰ったら…二人で、頭を冷やして、話し合う、ので…」
な…何よ、それ!
結局、二人の世界が勝手にできていて、私はその中に入れない、それが事実じゃない!
「そんな、綺麗事なんて…聞きたくない!ここで修羅場にでもなった方が、私…あなたたちの事、きっともっと、好きになれたのに!!ばか!!」
閉まろうとする玄関のドアに向かって、私はカウンターキッチンにあったグラスを投げる。
グラスは、私が狙ったとおり、出て行こうとする二人には当たらず、ドアにぶつかって、いくつものかけらと化す。
…あの二人ったら、戻っても、来やしない…。
部屋の布団の上に、ぺたんと座り込んで、それから私は、しばらく泣いた。
(つづく…風向きが、少々変わって参りましたな…)
2013年1月11日金曜日
ぼくたちの美郷さん(12)★18禁
すっかり、葵に翻弄されてしまって、結局二つのお布団で、3人して眠ることになった。
葵は、私を抱き疲れてしまったのか、健やかな寝息を立てている。
私もやっと熱っぽさが取れて、うとうと…と、まどろみ始めた頃。
「…美郷、さん。…寝ちゃった…?」
反対側から、小声で葉月が話しかけてきた。
「…大丈夫、美郷さん。今夜は二回もしたから…もう、俺、しないよ。…でも、抱いて、寝たいんだ。…だめ…?」
うわ。
葉月、初めて会った時より、すごく口説き度がレベルアップしてる…っ。
「…本当に、何もしない?」
つい、私もひそひそ声になってしまう。
「うん。…来て…?」
お布団の中で両手を広げて迎えてくれる葉月の胸の中へ、そうっと私は忍び込む。
…そうよね。
二人で一度、葵が二度目、だから…葉月とも二度目で、フェアだわよ、ね…
こわれ物を扱うように、大切に、葉月は抱いてくれた。
今日も、肌が熱くて、気持ちがいい。
「…美郷さん、やわらかい…そうっと抱かないと、溶けちゃいそう…」
「ばか…。どこで、そんな殺し文句、覚えてきたの?」
「男子寮で、覚える、わけない…美郷さんの、身体が、俺に…教えるんだ…」
「そういうのを、殺し文句って、いうのよ…葉月ったら…」
ただ抱き合って、肌を重ねながら、小声でおしゃべりを楽しんで。
それだけなのに、葉月が、私を芯から想ってくれているのがわかる。
葵のように、激しいのも、好き。泣いちゃうくらいに。
でも葉月みたいに、ゆっくり、ずうっとこうして抱きしめ合っているのも、好き。
…ずるい女、だわ。私。
「この、まま…寝ちゃいたい、な…」
葉月が、私の目をまっすぐ見て、言った。
思わずうなずきそうになるのを、ぐっとこらえて、私は拒む。
「だめよ。葵が、やきもちやいちゃう。私たち、3人でいつも一緒でしょ?だから、眠る時は、一人ずつよ。…あ、でも」
「…?」
「葉月と葵が一緒に寝る分には、私、やきもちやかないから。心配しないで、ね?」
そう言って、片目をつぶると
『…み、美郷さんっ!』
私の両隣から、あわてふためいた声が揃って聞こえた。
「あら、葵、起きてたんじゃない。たぬき寝入りしてたの?…可愛いのね」
「ぬ…盗み聞きは、趣味が、悪い…葵」
「ちーがーうっ。何かひそひそ聞こえてくるから、目が覚めて、そしたら、葉月と美郷さんがいちゃいちゃしてたから、気になったのっ!」
「…はいはい、ごめんなさい。でも平気よ、肝心な事は3人揃った時にしかしないんだもの、私たち。それより…せっかく起きたんだから、今夜まだ、してなかったあなたたち、今から…しちゃったら…?私は、もうくたくたで眠ってしまうけど、二人は…まだ、できるんでしょ…?」
半分構いながらけしかけると、葵も葉月も、お互いをちら、と見ながら、あっという間に顔を真っ赤にしていった。
「…図星、ね?おねーさんには、何でもわかっちゃうんだから。じゃ、私、乾いてきた方のお布団に、タオルケットを敷いて寝るわ。二人は、身体が大きいんだから、真ん中と端っこの、二つのお布団を使って?…じゃ、おやすみなさい…」
本当に、もう私の身体は、乱れた記憶と、温かな満足とで、十分だった。
クローゼットの中にある、クリーニングのビニール袋から出した夏物のタオルケットを、さっき葵と激しく抱き合った敷き布団の上に敷いて、私は眠った。
男の子二人に、背中を向けて。
…だって、見えたり聞こえたりしちゃったら、きっと、眠れなくなる…
今回の予感は、珍しく、的中した。
私は、さっそく、寝られなくなってしまった。
理由は…決まってる。
葉月が、優しいけれど容赦なく攻めて、葵が、甘い声を上げていかされ続けたから。
お布団のきしむ音から想像するに、かなり激しく、いろんな形で愛したみたい…
ちょっと、私には言えないようなすごい言葉も、だいぶ聞こえてきた。
そして、私が驚いたのは、相手を呼ぶ声。
二人とも、相手の名前を呼ぶ時の声が、ぞくぞくするほど、いい。
気持ちをいっぱいに込めて、いとしいと思いながら、呼んでいるんだろうな。
その「名前よび」だけで、私はタオルケットをちょっと蹴りながら、もじもじした。
私も、二人にあんなふうに、呼ばれているのかしら。
そう…二人が私を呼ぶ声も、いつも、優しい。
待ち合わせ場所で会ったときも、激しい行為の最中も、そっと抱かれる時も。
…嬉しいな、私って、幸せなんだ…。
二人の熱っぽい声がだんだん遠くなり、私は、そのうち眠ってしまった。
(つづく)
葵は、私を抱き疲れてしまったのか、健やかな寝息を立てている。
私もやっと熱っぽさが取れて、うとうと…と、まどろみ始めた頃。
「…美郷、さん。…寝ちゃった…?」
反対側から、小声で葉月が話しかけてきた。
「…大丈夫、美郷さん。今夜は二回もしたから…もう、俺、しないよ。…でも、抱いて、寝たいんだ。…だめ…?」
うわ。
葉月、初めて会った時より、すごく口説き度がレベルアップしてる…っ。
「…本当に、何もしない?」
つい、私もひそひそ声になってしまう。
「うん。…来て…?」
お布団の中で両手を広げて迎えてくれる葉月の胸の中へ、そうっと私は忍び込む。
…そうよね。
二人で一度、葵が二度目、だから…葉月とも二度目で、フェアだわよ、ね…
こわれ物を扱うように、大切に、葉月は抱いてくれた。
今日も、肌が熱くて、気持ちがいい。
「…美郷さん、やわらかい…そうっと抱かないと、溶けちゃいそう…」
「ばか…。どこで、そんな殺し文句、覚えてきたの?」
「男子寮で、覚える、わけない…美郷さんの、身体が、俺に…教えるんだ…」
「そういうのを、殺し文句って、いうのよ…葉月ったら…」
ただ抱き合って、肌を重ねながら、小声でおしゃべりを楽しんで。
それだけなのに、葉月が、私を芯から想ってくれているのがわかる。
葵のように、激しいのも、好き。泣いちゃうくらいに。
でも葉月みたいに、ゆっくり、ずうっとこうして抱きしめ合っているのも、好き。
…ずるい女、だわ。私。
「この、まま…寝ちゃいたい、な…」
葉月が、私の目をまっすぐ見て、言った。
思わずうなずきそうになるのを、ぐっとこらえて、私は拒む。
「だめよ。葵が、やきもちやいちゃう。私たち、3人でいつも一緒でしょ?だから、眠る時は、一人ずつよ。…あ、でも」
「…?」
「葉月と葵が一緒に寝る分には、私、やきもちやかないから。心配しないで、ね?」
そう言って、片目をつぶると
『…み、美郷さんっ!』
私の両隣から、あわてふためいた声が揃って聞こえた。
「あら、葵、起きてたんじゃない。たぬき寝入りしてたの?…可愛いのね」
「ぬ…盗み聞きは、趣味が、悪い…葵」
「ちーがーうっ。何かひそひそ聞こえてくるから、目が覚めて、そしたら、葉月と美郷さんがいちゃいちゃしてたから、気になったのっ!」
「…はいはい、ごめんなさい。でも平気よ、肝心な事は3人揃った時にしかしないんだもの、私たち。それより…せっかく起きたんだから、今夜まだ、してなかったあなたたち、今から…しちゃったら…?私は、もうくたくたで眠ってしまうけど、二人は…まだ、できるんでしょ…?」
半分構いながらけしかけると、葵も葉月も、お互いをちら、と見ながら、あっという間に顔を真っ赤にしていった。
「…図星、ね?おねーさんには、何でもわかっちゃうんだから。じゃ、私、乾いてきた方のお布団に、タオルケットを敷いて寝るわ。二人は、身体が大きいんだから、真ん中と端っこの、二つのお布団を使って?…じゃ、おやすみなさい…」
本当に、もう私の身体は、乱れた記憶と、温かな満足とで、十分だった。
クローゼットの中にある、クリーニングのビニール袋から出した夏物のタオルケットを、さっき葵と激しく抱き合った敷き布団の上に敷いて、私は眠った。
男の子二人に、背中を向けて。
…だって、見えたり聞こえたりしちゃったら、きっと、眠れなくなる…
今回の予感は、珍しく、的中した。
私は、さっそく、寝られなくなってしまった。
理由は…決まってる。
葉月が、優しいけれど容赦なく攻めて、葵が、甘い声を上げていかされ続けたから。
お布団のきしむ音から想像するに、かなり激しく、いろんな形で愛したみたい…
ちょっと、私には言えないようなすごい言葉も、だいぶ聞こえてきた。
そして、私が驚いたのは、相手を呼ぶ声。
二人とも、相手の名前を呼ぶ時の声が、ぞくぞくするほど、いい。
気持ちをいっぱいに込めて、いとしいと思いながら、呼んでいるんだろうな。
その「名前よび」だけで、私はタオルケットをちょっと蹴りながら、もじもじした。
私も、二人にあんなふうに、呼ばれているのかしら。
そう…二人が私を呼ぶ声も、いつも、優しい。
待ち合わせ場所で会ったときも、激しい行為の最中も、そっと抱かれる時も。
…嬉しいな、私って、幸せなんだ…。
二人の熱っぽい声がだんだん遠くなり、私は、そのうち眠ってしまった。
(つづく)
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